武術系YouTubeチャンネルが大好きなあまりいろんなものを見漁っているのですが、その中でもとりわけ不思議な武術であるロシアの軍事戦闘術『システマ』。
そんなシステマ愛を爆発させているニコニコと笑う坊主頭のおじさんこと、『北川貴英先生』が書かれた著書『達人の条件』を拝読いたしました。
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やはり、そこに記されていた内容は圧倒的な行動力と変態的すぎる『武術愛』です。
さっそく、読了後の感想を書いていきたいと思います!
著者プロフィール
【名前】北川貴英(きたがわたかひで)
【生年月日】1975年生まれ(※月日不明)
【武術歴】空手、システマ、柔術
【所属】システマ東京にて代表を務める(※モスクワ・トロント両本部公式インストラクター)
【公式YouTube】システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel
ざっくりとしたプロフィールはこんな感じとなっております!
今回紹介する著書『達人の条件』以外にも多くの書籍やDVDを発売されており、システマの持つ可能性を世に多く発信されていらっしゃいます。
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ディープなシステマを勉強したい方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?
圧倒的な行動力
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こちらの著書『達人の条件』を読んで一番に思うのは、やはり冒頭にも書いた通りの『圧倒的な行動力』です。
北川先生自身がシステマに出会う以前から、武術界隈では有名なその筋の先生に直接会いに行っているんですよね。
稽古会やセミナーにお金を払って参加し、そこを軸に横や縦に人脈の輪が広がっていき更に会いに行くといった流れを行われています。
これって出来そうでなかなか出来ないことなんですよね。
お金もかかるし、時間もかかるし、『好きこそものの上手なれ』ではありませんが、考えるより先にまずは行動!の典型的な例かもしれません。
以前、当ブログでも紹介したジークンドーインストラクターの石井東吾先生の著書『陰と陽』と根本の部分は同じと言えそうです。
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そこには『これで食べて行く』や『これで大儲け』のようなスケベ心は恐らくなかったのではないかと思います。
大好きなシステマや東吾先生ならジークンドーをより多くの人に伝えたい、自分ももっと研鑽をかさね高みへと昇りたいという、本来の初期衝動のような純粋な心が、縁を結び円を描いていくことになったような気がします。
達人の紹介
北川先生はどことなくドラゴンボールの悟空的な「強ぇ奴と戦いたい」、「ワクワクすっぞ」みたいな少年のようなピュアさを感じます。
そんな人柄もあってか数々の武術系ユーチューバーと多くコラボもされており、本書の中でも達人を紹介されていらっしゃいます。
坂口拓(さかぐちたく)
公式YouTube『狂武蔵たくちゃんねる』
雨宮宏樹(あめみやひろき)
公式YouTube『雨宮宏樹○○伝承チャンネル』
矢地祐介(やちゆうすけ)
公式YouTube『矢地祐介 Yusuke Yachi』
藤原将志(ふじわらまさし)
公式YouTube『秀徹® Shu-Tetsu』
達人とは異なりますが、世間的にシステマの認知度を高めることに多大な貢献をされた芸人『みなみかわさん』についての記述も愛があってとても面白く描かれていました。
北川先生の耳に変な芸人の噂が入り「この野郎!」との思いで実際にテレビを見た時に、あろうことか「めちゃくちゃ面白い!」と笑ってしまったそうです。
ほっこりする素敵なエピソードです。
その後、北川先生のチャンネルにも数多く出演されていらっしゃいます。
そして外せないのはシステマの生みの親『ミカエルリャブコさん』ですね。
残念ながら2023年4月24日に61歳という若さでこの世を去ってしまいました。
ちなみにこの写真の左に映る女性は北川先生の奥さんです!
YouTubeではカメラマンをして音声のみが良く登場していますね。
印象深い条件
本書『達人の条件』の中では16か条に渡る達人が達人たる所以の条件を北川先生が定義しているのですが、その中でも特に印象深いものをいくつか紹介したいと思います。
②後進の育成にも長けている
これは、どの達人を見ていても本当に思うことです。
一流であればあるほど、言語化が優れていて、かつ優秀な右腕左腕がいることが多いように思います。
プレイヤーとしては超一流だったアスリートが監督をすると上手くいくとは限りませんよね。
この条件を満たして初めて『達人』と呼ばれる領域に到達するのかもしれません。
一般社会においても心に留めておきたい金言だと思います!
これもわかるような気がしますね。
本当に『狂気』という言葉がぴったりなくらい全てのエネルギー、時間を注がれているイメージです。
この領域にまで達した人は、日々の些細な言動一つとっても隠し切れないクレイジーさが見え隠れしている印象です。
⑤未知を恐れない
古き良きものは当然尊重し、新しいテクノロジーや物事に対しても柔軟に取り入れる姿勢ですね。
身近にいる優れた人は総じて「歳だから~」と言わずに、なんでもチャレンジしている気がします。
新しいことに前のめりだし、知りたがりなので、必然的に感覚が若い人が多いのも特徴かもしれません。
そしてこれも大物あるあるな気がします。
豪快、豪傑などと言いがちですか、要するに『振り切って』ますよね。
仕事に遊びにと、どこを切り取ってもグズグズ言わずに全てにおいて全力投球しろってことなのかもしれません。
さぁみなさんは、『達人の条件』にどこまで当てはまっていましたか?
まとめ
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北川貴英さんの著書『達人の条件』めちゃくちゃおすすめです!
当記事では細かな達人との交流やシステマのミカエルリャブコさんとのエピソードなどは割愛させていただきましたが、エピソードも非常に面白く書かれています。
今回初めて知ったのですが、システマインストラクターとしての今のポジションになる以前に、北川先生がライター業で生計を立てていた時期があるということにびっくりしてしまいました。
通りで読みやすいわけだと納得です!
『達人の条件』を語っている北川先生ご自身も『(変態で立派な)達人』だと思うこと間違いなしの一冊です。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
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