2025年11月14日に全国で公開が始まった話題の最新作、舘ひろしさん主演の映画『港のひかり』を早速観てまいりました!





あらすじや感想をまとめていきたいと思います。
ネタバレを含む内容になりますのでご注意くださいね!
それでは、ご覧ください!
キャスト紹介

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 港のひかり |
| 公開日 | 2025年11月14日(金) |
| 監督・脚本 | 藤井道人(最後まで行く、正体など) |
| 主演 | 舘ひろし |
| 公式サイト | 映画『港のひかり』公式サイト |
| 配給 | 東映/スターサンズ |
| 上映時間 | 118分 |

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
舘ひろし/三浦諒一

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
眞栄田郷敦/幸太(青年期)

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
尾上眞秀/幸太(少年期)

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
黒島結菜/浅川あや

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
斎藤工/八代龍太郎

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
一ノ瀬ワタル/大黒浩

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
ピエール瀧/大塚夕斗

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
MEGUMI/大森美和子

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
市村正親/田辺智之

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
笹野高史/荒川定敏

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
宇崎竜童/河村時雄

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
椎名桔平/石崎剛
あらすじ
過去を捨てた元ヤクザの漁師と目の見えない少年との十数年を描く、年の差を超えた友情と再会のものがたり。
日本海を臨む小さな漁村に暮らす三浦(舘ひろし)は、漁師で日銭を稼ぎながら細々と生活していた。
ある日、三浦は通学路で白い杖をついて歩く少年の幸太(尾上眞秀)を見かける。
弱視を患う幸太を、同級生の子どもたちは、わざと転ばせて笑い者にしていた。
幸太は両親をヤクザ絡みの交通事故で亡くし、彼を引き取った叔母はろくに育児もせず、その交際相手からも暴力を振るわれていた。
事情を知った三浦は、孤独な幸太にどこか自身の姿を重ね、自分の船に乗ってみるかと誘う。自分のことを“おじさん”と慕い、一人の人間として接してくれた幸太に救われた三浦は、かつて敵対していたヤクザの取引を襲い、お金を盗み、幸太の目を治療することに。
そして、三浦は幸太に一通の手紙を残して刑務所へ。
遠くへ行ってしまった“おじさん”を見ることなく幸太は孤児院へ入所する。―12年後―
出所した三浦は、静かに暮らすことを望み、地方の運転代行業者として働いていた。
幸太とは手紙のやり取りは続いており、“おじさん”に会いたいと思いながら、幸太は三浦に憧れて刑事になっていた。
そんな中、警察の資料から“おじさん”の正体を知って葛藤する幸太。
それでも会いたいと願った幸太は居場所を突き止め、三浦と再会する。
しかし、彼らの出会いはかつての因縁を呼び起こしてしまうことに。
ヤクザに狙われる三浦と幸太。
一人ヤクザに立ち向かう三浦。
そして、幸太も”おじさん”のためにヤクザの元へ向かっていたー。引用元:映画『港のひかり』公式サイト
見どころ・魅力
重厚な人間ドラマ

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
「元ヤクザ」と「盲目の少年」という異なる立場の二人が、血のつながりもない中で深い絆を育てていくという構造。
自己犠牲や救済、そして“誰かのために生きる”というテーマが非常に強く描かれており、見る者の心を揺さぶります。
映像美とロケーションの説得力
撮影は木村大作による35 mmフィルム。
能登半島や富山の港町の風景が美しく切り取られ、海や港の光、荒々しい自然が物語の感情に寄り添います。
映画の最後のテロップには復興を願う文字が映し出されています。
俳優陣の演技力

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
舘ひろしが演じる三浦は、任侠過去を背負いつつも温かく、強さと優しさを併せ持つ人物。
少年・幸太を演じる尾上眞秀、成長後の幸太を演じる眞栄田郷敦も、それぞれの時代で役への一貫性と表現力が高く評価されています。
眞栄田郷敦は、尾上眞秀の演技を研究して「違和感のないよう」に役を引き継いだと語っています。
テーマの普遍性
「過去を捨てた男」「光を失った少年」「再会と許し」「無償の愛と自己犠牲」など、普遍的なテーマを扱っており、年齢・性別を問わず多くの人に刺さる内容です。
また、血のつながりがなくても深い絆が生まれるというメッセージは、現代社会においても共感されやすい。
監督・脚本の説得力

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
藤井道人監督の完全オリジナル脚本。
過去作でも「人間の深みに迫る描写」が評価されており、本作でも濃密な人間関係を丁寧に紡いでいます。
また、舘ひろし自身が「誰かのために生きる美しさ」を語っており、作品作りに強い想いが込められていることが伝わります。
音楽・演出と余韻
映像だけでなく、音楽や演出によって情感が深く伝わってきます。
予告や特報映像でも“切ない再会”“過去の秘密”“海辺のシーン”などが効果的に配置され、観客の心を引きつけます。
また、ショートPVでは三浦が幸太の願い (“海が見たい”) を叶えようとする場面があり、心温まるドラマが期待できる描写になっています。
舘ひろしの凄さ

引用元:映画『港のひかり』公式サイト
舘ひろしさんと言えば、『あぶない刑事』シリーズで有名ですよね。
年を増すごとに色気が溢れるダンディズム以外に、茶目っ気たっぷりなユーモアなどのイメージが強かったのですが、今作『港のひかり』では寡黙なキャラクターかつ、懐の深さを見せる兄貴肌のような設定です。
やはりその雰囲気と今回のストーリーの親和性が高く、幸太へ捧げる無償の愛として行う自己犠牲の精神に、涙無くして見ることができませんでした。
自分のために生きることを否定するわけではありませんが、血縁関係に関わらない『誰か』のために全てを捧げることが果たして自分にできるのか?と考えさせられる作品でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここまでの記事中では触れてきませんでしたが、眞栄田郷敦さんめちゃくちゃイケメンです。
カッコよすぎます。
正直、僕も「おじさん!」と懐かれてみたいなと思ってしまいましたwww
それと気になったのが、斎藤工さん、ピエール瀧さんって似たような役多すぎやしませんか?
ピエール瀧さんにいたってはヤクザ役以外のオファーが無いのでは?と勘ぐってしまいますね。
と、無理矢理ふざけてはみたものの映画『港のひかり』は心温まる作品ではありますが、幸太が受ける幼少期のイジメ、ネグレクト、虐待、またおじさん側では、ヤクザ、ドラッグ、たたき、報復など眼を背けたくなるような内容も多く、愛の形についても考えさせられる作品となっています。
ぜひ映画館でご覧になられてみてはいかがでしょうか?
更に最後にもう一つ!
友情出演で突然、主役級のあの『岡田准一さん』が登場します。
ぜひ探してみてくださいね。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!



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