2025年3月23日に新たなお笑い賞レースの火ぶたが切られました。
その名も『ダブルインパクト』!!


『漫才』と『コント』の二刀流のチャンピオンを決める、あまりにもストロングスタイルな大会です。
第一回目の今大会へのエントリー総数は2875組。
その中から、2025年7月21日19:00~の決勝の舞台へと勝ち進んだ7組を紹介していきたいと思います。
MC&審査員
MCは飛ぶ鳥を落とす勢いのこちらのコンビ。

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
『かまいたち』です!
続きまして審査員を紹介して参りましょう!

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
千原兄弟 千原ジュニア
中川家 中川剛
フットボールアワー 後藤輝基
ナイツ 塙宣之
アンガールズ 田中卓志
の5名が審査員をつとめます!!
出場者は『漫才4分』と『コント4分』の両方のネタを行い、それらの合計得点で競い合います。
それでは、ここから決勝進出の7組を紹介していきたいと思います。
かもめんたる

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
サンミュージック所属
東京NSC6期生、早稲田大学お笑いサークルWAGE/同期:小島よしお、おいでやす小田、友近など
左:岩崎う大(いわさきうだい)
ボケ、ネタ作り担当
右:槙尾ユウスケ(まきおゆうすけ)
ツッコミ担当
YouTubeチャンネル:かもめんたる公式チャンネル
【コントの特徴】
- 演劇的で濃密な世界観:人間の闇や自意識、嫉妬、差別などをテーマに、ホラー要素すら感じさせる深い笑いを追求。
- ナンセンス&グロテスク:観客の笑いだけでなく悲鳴も引き出すような、独特の空気感。
- 演技力が高く、登場人物の心理描写が細かい:まるで舞台劇のような構成で、感情の揺れを丁寧に描く。
- 代表作:「白い靴下」「敬虔な経験」など、同業者からも絶賛されるネタ多数。
【漫才の特徴】
- しゃべくり漫才スタイル:岩崎う大が奇抜な主張を展開し、槙尾ユウスケが巻き込まれていく構図。
- 芝居がかった演出:独白や演技を交えた、演劇的な漫才が特徴。
- 本格的な取り組みは2020年頃から:それ以前はコント中心だったが、賞レースをきっかけに漫才にも力を入れるように。
- M-1グランプリにも挑戦:2021年に準々決勝、2022年には準決勝進出。
コットン

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
吉本興業所属
東京NSC17期生/同期:空気階段、オズワルドなど
左:西村真二(にしむらしんじ)
ツッコミ、ネタ作り担当
右:きょん
ボケ担当
YouTubeチャンネル:コットンシアター
【コントの特徴】
- ドラマチックで演劇的:キングオブコント2022では準優勝、2024年も決勝進出するなど、演技力と構成力が高く評価されている。
- 変人キャラ×イケメンキャラの掛け合い:きょんが奇抜なキャラを演じ、西村が振り回されるパターンが定番。
- ネタの幅が広い:「証拠」「電話」「ルームシェア」など、日常の違和感を巧みに笑いに昇華。
- 演技賞も受賞:2025年にはコント演技賞とコント作家賞をダブル受賞。
【漫才の特徴】
- ポップで親しみやすい世界観:きょんの「ねぇみんな!」という呼びかけから始まる、明るくテンポの良い漫才。
- 広島弁混じりのツッコミ:西村真二が独特の言語感覚でツッコミを入れ、笑いにリズムを生む。
- 演技力を活かした構成:芝居のような展開やキャラクターの演じ分けが巧みで、漫才に深みを加えている。
- 賞レースでも活躍:M-1グランプリでは準々決勝進出経験あり、上方漫才協会大賞でも文芸部門賞を受賞。
スタミナパン

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
SMA NEET Project所属
ワタナベコメディスクール13期生/同期:平野ノラ、納言薄幸など
左:麻婆(まーぼー)
ボケ、ネタ作り担当
右:トシダタカヒデ
ツッコミ、ネタ作り担当
YouTubeチャンネル:スタミナパンのアゲパン【公式パン】
【コントの特徴】
- 男子中高生が笑うようなネタを意識した、くだけたテンションと勢い重視の作風。
- ショートコントも得意:30-1グランプリでは4回連続で本戦進出するなど、短尺ネタでも実力を発揮。
- 代表的なネタ:「ホテルのフロント」「寝ている女の子を起こして笑わせる」など、日常の違和感を笑いに昇華。
- ダブルインパクト2025準々決勝では両ネタとも高評価:「デート(漫才)」と「ホテルのフロント(コント)」でウケ量8と高得点を記録。
【漫才の特徴】
- コント漫才スタイル:麻婆が奇抜なキャラに入り込み、トシダがキレ気味にツッコむ構図が定番。
- 芝居仕立ての展開:麻婆が話を聞かずに暴走するパターンが多く、演技力を活かした構成。
- 賞レースでも躍進:2023・2024年のM-1グランプリで準決勝進出。敗者復活戦でも話題を集めたネタ「YouTuber」「キャバクラ」などが好評。
- ネタの発案は麻婆が担当:設定を考え、2人で話し合いながら完成させるスタイル。
セルライトスパ

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
吉本興業所属
大阪NSC31期生/同期:ロングコートダディ、鬼沢さんなど
左:肥後裕之(ひごひろゆき)
ツッコミ、ネタ作り担当
右:大須賀健剛(おおすかけんごう)
ボケ、ネタ作り担当
YouTubeチャンネル:セルライトスパのやっぱり大肥後須賀ちゃんねる
【コントの特徴】
- 世界観重視の作風:静かにボケて徐々に加速するスタイルで、BGMを使うことも。
- クセの強いキャラと演技力:大須賀の個性的なキャラが際立ち、肥後の演技も安定感あり。
- 代表ネタ:「電車」「都会は怖い」「だるまさんがころんだ」など、日常の違和感を笑いに昇華。
- 賞レースでも高評価:キングオブコント準決勝進出多数、ABCお笑いグランプリ優勝経験あり。
【漫才の特徴】
- コント漫才スタイル:設定や演技を重視し、芝居仕立ての展開が多い。
- 静かなボケと演技力:大須賀の演技力が光り、肥後の歌唱力を活かしたネタもあり。
- 関西弁混じりの標準語:親しみやすく、東京の舞台でもウケが良い。
- 賞レースでの実績:M-1グランプリでは準決勝進出経験あり、漫才劇場でも活躍中。
ななまがり

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
吉本興業所属
オーディション組/同期:すゑひろがりず、シソンヌなど
左:森下直人(もりしたなおと)
ボケ、ネタ作り担当
右:初瀬悠太(はつせゆうた)
ツッコミ担当
YouTubeチャンネル:ななまがりのなんでもやりますチャンネル
【コントの特徴】
- 強烈なキャラクターと世界観:架空芸能人や不条理な設定を用いた、クセの強いネタが持ち味。
- 演技力と構成力が光る:キングオブコント2016ファイナリスト、準決勝進出多数。短尺ネタでも30-1グランプリ優勝など実績豊富。
- 代表ネタ:「説得」「電車」「だるまさんがころんだ」など、日常の違和感を笑いに昇華。
【漫才の特徴】
- 演劇的な構成と独特のつかみ:森下が「僕が○○の方で…」と始め、初瀬が「こいつが□□です」と続ける“つかみ”が定番で、商品化もされるほど人気。
- キャラと演技力を活かした展開:芝居仕立ての掛け合いが多く、ボケとツッコミの温度差が絶妙。
- 賞レースでの実績:THE SECOND 2024ファイナリスト、M-1グランプリ2022・2023準決勝進出など、漫才でも高評価。
ニッポンの社長

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
吉本興業所属
左:辻/つじ(本名:辻皓平/つじこうへい)
ボケ、ツッコミ、ネタ作り担当
(大阪NSC32期生/同期:大自然など)
右:ケツ(本名:西原大地/にしはらだいち)
ボケ、ツッコミ担当
(大阪NSC33期生/同期:霜降り明星、コロコロチキチキペッパーズ、男性ブランコなど)
YouTubeチャンネル:ニッポンの社長の思い出チャンネル
【コントの特徴】
- シュールで奇怪な世界観:非日常的な設定と強烈なキャラで観客を引き込む。
- 演技力と構成力が高い:辻の繊細な演技とケツの身体を張ったボケが光る。
- 代表ネタ:「ケンタウロス」「バッティングセンター」「新入部員」など、キングオブコントで話題に。
- 賞レースでの快進撃:キングオブコントでは5年連続決勝進出、2023年にはファイナルステージ進出。
【漫才の特徴】
- ボケとツッコミが固定されない:ネタごとに役割が変わり、柔軟な構成が魅力。
- 非現実的すぎない設定:日常で“ギリ起こりそう”な違和感を笑いに昇華するスタイル。
- 演技力と間の妙:辻の静かなボケとケツの声を張ったツッコミが絶妙なバランス。
- 賞レースでの実績:M-1グランプリでは複数回準決勝進出。
ロングコートダディ

引用元:日本テレビ公式ダブルインパクト専用ページ
吉本興業所属
大阪NSC31期生/同期:インディアンス、セルライトスパなど
左:堂前透(どうまえとおる)
ボケ、ツッコミ、ネタ作り担当
右:兎(うさぎ)
ボケ、ツッコミ担当
YouTubeチャンネル:ロングコートダディゾーン
【コントの特徴】
- 独特の世界観と演技力:堂前の緻密なネタ作りと兎の自然体な演技が融合。
- ゆるくて不思議な設定:代表ネタ「旅人」「料理頂上決戦」など、観客をじわじわと引き込むスタイル。
- 賞レースでの快進撃:キングオブコント2024では準優勝、2020・2022年も決勝進出。
- “脱力系技巧派マイスター”というキャッチコピーが象徴するように、技術と空気感のバランスが絶妙。
【漫才の特徴】
- 脱力系のゆるい雰囲気:堂前と兎が織りなす、柔らかくて優しい空気感が魅力。
- ボケ・ツッコミが固定されない:ネタによって役割が変わり、自由度の高い構成。
- シュールでメルヘンな世界観:代表ネタ「肉うどん」など、非現実的な設定を自然に笑いへ昇華。
- 賞レースでの実績:M-1グランプリ2021で決勝進出(4位)、2022年も決勝進出(3位)と安定した実力を発揮。
まとめ
最後に私自身の予想を書いて終わりにしたいと思います!
優勝・・・ロングコートダディ
2位・・・コットン
3位・・・ななまがり
どうでしょうか?
結構、良い線いってるような気がします!
ニッポンの社長も気になるけど、間違いなく変なネタをして外すと予言しておきますかねwww
と、いうわけで、新たな賞レース『ダブルインパクト2025』の初代王者に輝くのはどのコンビになるのでしょうか?
21日の月曜日が楽しみですね!
それでは、最後までお付き合いありがとうございました!!
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