M-1グランプリ2022!!第18代王者決定!!

お笑い
M-1グランプリ2022公式サイトより引用

2022年度を締めくくる笑いの祭典『M-1グランプリ2022』が終了いたしました。

7261組の頂点に輝いた、漫才を極めし第18代王者の栄光を掴んだのは『ウエストランド』でした!!

おめでとうございます!!

非常に高次元の戦いを繰り広げていた今大会を振り返っていきたいと思います。

 

 

それではご覧ください。

 

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審査員紹介

今大会より審査員の顔ぶれが変わりましたので改めてご紹介。

 

ダウンタウン 松本人志
中川家 中川礼二
立川志らく
サンドウィッチマン 富澤たけし
ナイツ 塙宣之
博多華丸大吉 博多大吉
山田邦子

 

以上7名での審査になっております。

 

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カベポスター

 

糸電話の掴みから外すことなく完璧にやりきった4分間でした。

大声選手権の設定です。

細かいボケもスタートからしっかりとウケていて、上手さが光ります。

一瞬「このまま繰り返しかな?」と不安になるも、しっかりとした展開やオチでの見事な伏線の回収で大きな笑いを作りました。

1番手とは思えない完璧な滑り出しだったように思います。

 

審査員得点

松本人志 ー 90
中川礼二 ー 92
立川志らく ー 89
富澤たけし ー 93
塙宣之 ー 92
博多大吉 ー 94
山田邦子 ー 84

合計得点・・・634点

 

真空ジェシカ

 

シルバー人材センターが題材の尖った大喜利漫才での挑戦でした。

一つ一つのボケで外すこともなくしっかりと笑いを取りつつ、ツッコミで更にもう一笑いのパターンです。

個人的には、笑いが増幅する加速度を感じられずに、ブツ切りになってしまうのがもったいない印象でした。

 

審査員得点

松本人志 ー 88
中川礼二 ー 94
立川志らく ー 94
富澤たけし ー 92
塙宣之 ー 92
博多大吉 ー 92
山田邦子 ー 95

合計得点・・・647点

 

オズワルド(敗者復活枠)

 

寒空での激戦の敗者復活枠を制したのは、大本命のオズワルドでした!

ルール上しょうがないとは言え、やや硬い状態でのスタート。

更に一発目の笑いまでがあまりにも長い…

「これは夢だ!」と言い張る強引な設定になかなか見ている側が付いて行けず、笑いも起こらず。

不穏なまま中盤まで行ってしまったものの、そこからは流石の腕前で後半はなんとか取り返す。

しかし、前半の無風状態は取り戻せず…

 

審査員得点

松本人志 ー 92
中川礼二 ー 92
立川志らく ー 95
富澤たけし ー 90
塙宣之 ー 90
博多大吉 ー 93
山田邦子 ー 87

合計得点・・・639点

 

ロングコートダディ

 

コント師ならではの漫才コントです。

笑い飯のようなボケツッコミが目まぐるしく変わる、スピード感ある内容でした。

マラソン大会での抜きつ抜かれつを大喜利していくパワープレイで笑いの渦を作ります。

一辺倒ではなく、少しずつパターンも変えていき大オチも前半のネタフリをしっかり回収してゴール。

さすがの面白さでした。

 

審査員得点

松本人志 ー 93
中川礼二 ー 95
立川志らく ー 96
富澤たけし ー 96
塙宣之 ー 94
博多大吉 ー 92
山田邦子 ー 94

合計得点・・・660点

 

さや香

 

東京での露出があまりないさや香ですが、たまーに出演するネタ番組では、ダンス系のネタを披露していました。

当然今回は漫才です。

披露した漫才は、最上級のしゃべくり漫才。

コントに入ることもなく「衰えが凄いので免許を返納した」という会話から突っ走ります。

ボケのテンションもツッコミのテンションもグラデーションになっており、終盤へ向かってドンドンと笑いのボルテージが上がっていく最高の仕上がり。

ラストへ向けてツッコミが半分ボケのようなスタイルへとシフトチェンジして行くさまも完璧にハマっていたと思います。

圧倒的な面白さでした!

 

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審査員得点

松本人志 ー 95
中川礼二 ー 97
立川志らく ー 95
富澤たけし ー 97
塙宣之 ー 95
博多大吉 ー 96
山田邦子 ー 92

合計得点・・・667点

 

男性ブランコ

 

ロングコートダディに続くコント師による漫才です。

『音符を上手く運搬する』っていうトリッキーな設定のネタです。

8分音符『♪』の上の部分が鎌になっているなんて…

それが相方の頭に刺さるなんて…

衝撃的な面白さでした。

最初の8分音符が頭に刺さって以降は、次の死に方が楽しみ過ぎて堪らないわけです。

ミルクボーイの漫才じゃないけど、色々な『運搬シリーズ』を見たいと感じてしまいましたね。

男の面白い死に様を垣間見たような気がします。

最高でした!

 

審査員得点

松本人志 ー 96
中川礼二 ー 96
立川志らく ー 94
富澤たけし ー 95
塙宣之 ー 92
博多大吉 ー 91
山田邦子 ー 86

合計得点・・・650点

 

ダイヤモンド

 

密かに優勝予想をしていた、私PATA一推しのダイヤモンドです。

3回戦でもこのネタを披露しており、めちゃくちゃ面白い!と思っていたのですが、まさかの結果に終わってしまいました。

本番特有の緊張感から来ることなのか、声のトーンやほんのちょっとした間が本調子とは異なっていたように思います。

頭の掴みを外したままネタは最後まで突き進み、かけ違えたボタン状態でネタは終わりを迎えてしまいました。

いやぁ残念です。

来年に期待です!!

 

審査員得点

松本人志 ー 87
中川礼二 ー 89
立川志らく ー 88
富澤たけし ー 88
塙宣之 ー 88
博多大吉 ー 90
山田邦子 ー 86

合計得点・・・616点

 

ヨネダ2000

 

圧倒的ヨネダ感の漫才を披露してくれました。

『イギリスで餅付き』なる、常人では辿り着くことの出来ないぶっ飛んだ設定です。

『ぺったんこ』と『あー』と『DA PUMP』が混ざったリズムネタです。

「これのどこが面白いの?」かと聞かれてもわかりません…

何故だか耳にこびり付く心地いいリズムと、所狭しと動き回る絵面が面白いとしか言いようがないんです。

芸歴2年目のモンスターですね。

 

審査員得点

松本人志 ー 91
中川礼二 ー 90
立川志らく ー 97
富澤たけし ー 91
塙宣之 ー 96
博多大吉 ー 91
山田邦子 ー 91

合計得点・・・647点

 

キュウ

 

独特の低いテンションでやるスタイルが持ち味のコンビです。

比較的に最近のネタ番組では多く登場しているので一定の認知度はあったのではないでしょうか?

その中でも今回のネタは、『全く共通点のない二つのもの』をひたすら挙げて行くっていう設定です。

前振りが数個続いたのちに、一見共通点がなさそうだけど実はあるもの大喜利へと変化して参ります。

ツッコミのテンションが徐々にヒートアップしていくスタイルになっていたので、「M-1仕様に仕上げてきたんだろうな」感はあったのですが、実際にネタとしては一度リセットされてしまう作りなのでいまいちハマらず…

また、東京ホテイソンのネタにも共通するのですが、笑う前にボケのカラクリを頭で考えてしまい、笑うよりも先に「あぁーなるほど!」が勝ってしまいます。

M-1の場で考えたときに、果たしてこのスタイルで戦えるのかは若干の疑問が残ってしまう気がします。

 

審査員得点

松本人志 ー 86
中川礼二 ー 90
立川志らく ー 89
富澤たけし ー 90
塙宣之 ー 88
博多大吉 ー 90
山田邦子 ー 87

合計得点・・・620点

 

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ウエストランド

 

ジワジワ再ブレイクの兆しが見え隠れしているウエストランドです。

今までのスタイルとは違う、ネタっぽい作り方へとシフトチェンジしていました。

ひたすらに世の中の不平不満を怒鳴り散らす形から、漫才のパッケージとして見やすい『有る無しクイズ』のやり取りです。

軽い毒の出だしから徐々に猛毒へと変わっていきます。

ちなみに、当ブログのようなネタを分析するウザいファンにも怒りをぶちまけていましたね。

井口さんごめんなさい!!

他にもYouTuberやアイドルや役者にも猛毒を浴びせかけていましたね。

めちゃくちゃ面白かったです!!

 

審査員得点

松本人志 ー 94
中川礼二 ー 96
立川志らく ー 98
富澤たけし ー 94
塙宣之 ー 93
博多大吉 ー 93
山田邦子 ー 91

合計得点・・・659点

 

ファイナル3組

1位・・・さや香
2位・・・ロングコートダディ
3位・・・ウエストランド

上記3組での最終決戦です。

ネタ順は『ウエストランド』『ロングコートダディ』『さや香』の順です。

 

ウエストランド

 

1本目と同様の『有る無しクイズ』での挑戦です。

連続でのネタですが、この順番も運を味方にしていたように感じます。

1本目の興奮も冷めやらぬ中、連続で吐き続ける猛毒に次ぐ猛毒。

無双状態でドカンドカンのウケ具合です。

猛毒ではあるものの、あるあるネタとしても思い当たる節がありすぎるのでどうしても笑ってしまいます。

完璧な漫才でした!!

 

ロングコートダディ

 

江戸時代へとタイムマシンに乗ってタイムスリップをしたい!という漫才です。

『タイムスリップしたい人』と『タイムマシン』の設定は斬新ですね。

ウケてはいるのですが、マイクから離れた位置でのボケが多く要所要所で何を言っているか非常に聞き取りづらかったのが残念です。

大きいボケ数も少なかったような印象です。

1本目と2本目のテイストが全く違うネタで勝ち上がってくる懐の深さと実力はさすがの一言に尽きると言えます。

 

さや香

 

ど頭で噛んでいたのが全てを決定ずけていたのかもしれません…

ウケる下地は整っていたのにもかかわらず、掴みをやや外した印象がありそのまま進んでしまいます。

間違いなくウケてはいたのですが、1本目ほどの爆発力を感じられないまま終わってしまった印象です。

下ネタが絡んだネタだったのですが、これも1本目で使い切っていた感が否めないように思います。

ネタの順番が逆であれば優勝も有り得たのではないでしょうか…

 

最終審査

松本人志 ー ウエストランド
中川礼二 ー ウエストランド
立川志らく ー ウエストランド
富澤たけし ー ウエストランド
塙宣之 ー ウエストランド
博多大吉 ー さや香
山田邦子 ー ウエストランド

 

第18代M-1グランプリ2022王者

 

M-1グランプリ2022公式サイトより引用

 

ウエストランド

 

おめでとうございます!!!

 

最終順位

M-1グランプリ2022王者
ウエストランド(659点)

2位
さや香(667点)

3位
ロングコートダディ(660点)

4位
男性ブランコ(650点)

同率5位
真空ジェシカ(647点)

同率5位
ヨネダ2000(647点)

7位
オズワルド(639点)

8位
カベポスター(634点)

9位
キュウ(620点)

10位
ダイヤモンド(616点)

 

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まとめ

今回王者に輝いたウエストランドは2本目のネタが強かったところに勝因があったと感じています。

ロングコートダディもさや香も1本目のネタのほうが圧倒的に面白かった!

全体で考えるならば今回の最強ネタは間違いなくさや香の1本目でしょう。

 

ウエストランドはある種パッケージ化された漫才をクオリティを落とさずに2本準備することが出来た!

ここに王者の実力があらわれたと言っても過言ではないでしょう。

 

本当に面白くて迫力のある大会でした。

これから益々露出の増える『ウエストランド』の活躍に期待したいと思います。

それでは最後までお付き合いありがとうございました!!

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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