『R-1グランプリ2023』のオンエアが終了し、エントリー総数3,537人の中から21代目の新たなチャンピオンが誕生いたしました。
決勝の舞台に初めて駒を進めたダークホース『田津原理音さん』がR-1グランプリ2023の王者に輝きました!
おめでとうございます!!
興奮冷めやらぬ中さっそく今大会を振り返って参りたいと思います。
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それではご覧ください!
審査員紹介
まずは今大会の審査員からご紹介いたします。
陣内智則
バカリズム
小籔千豊
マヂカルラブリー 野田クリスタル
ハリウッドザコシショウ
上記5名による審査になっています。
Yes!アキト
一発ギャグを得意とするYes!アキトさんですが、ネタが始まると1人コントの設定だったのでまずはそこにビックリ!
したのも束の間…
やっぱり一発ギャグでの勝負でしたww
タイトルは『プロポーズ』って感じですね。
告白する言葉が緊張のあまり一発ギャグになってしまい誤魔化すってネタです。
ネタの前半はやや重たい空気感が漂ってはいたものの、『ケバブ』のくだりでだいぶ掴んだような雰囲気。
途中の『ぬか床』のネタは若干やらかしたようなような感じでしたね。
ネタよりも終わった後の平場のほうがウケていた気がしました!
審査員得点
陣内智則 ー 90点
バカリズム ー 88点
小籔千豊 ー 93点
野田クリスタル ー 94点
ハリウッドザコシショウ ー 91点
合計得点・・・456点
寺田寛明
面白い着眼点のネタでしたね。
『言葉のレビューサイト』って感じでしょうか。
『蘇る』の掴みがバッチリと決まって、そこからは外すことなく走り抜けましたね。
一つ一つのネタの精度が高く非常に面白かった!
個人的には「行った!!」と思わせてくれる仕上がりだったと思います。
審査員得点
陣内智則 ー 94点
バカリズム ー 92点
小籔千豊 ー 94点
野田クリスタル ー 94点
ハリウッドザコシショウ ー 90点
合計得点・・・464点
ラパルフェ 都留
お得意の阿部寛さんがヒーローになった設定のネタです。
1人コントではあるものの音声を使っていて、ツッコミの役割をさせていましたね。
もう少し設定を生かして飛ばしたボケを多く入れても良かったのかなーと。
テレビでの露出も多いので目新しさがあまりなく、大爆笑できるポイントが少なかったように感じてしまいました。
期待していただけにちょっと不完全燃焼でした。
審査員得点
陣内智則 ー 89点
バカリズム ー 87点
小籔千豊 ー 90点
野田クリスタル ー 91点
ハリウッドザコシショウ ー 90点
合計得点・・・451点
サツマカワRPG
一発ギャグを使った数珠繋ぎでのネタです。
面白いネタの見せ方ですね。
さすが腕のあるギャガ―だけあって外さずにしっかりと笑いを取っていきます。
ただ、ネタ時間の関係でいうとボケ数が少なく感じてしまうのと、バトンタッチ以後のフリ部分の時間がもったいなく思えてしまいました。
構成も良かっただけにちょっと残念。
審査員得点
陣内智則 ー 91点
バカリズム ー 90点
小籔千豊 ー 96点
野田クリスタル ー 93点
ハリウッドザコシショウ ー 94点
合計得点・・・462点
カベポスター 永見
『世界で1人はどこかで言っているかもしれない一言』って壮大なあるある風のないないネタです。
一撃必殺なネタのため相当な度胸とクオリティが要求されるわけですが、前半がいまいち不発に終わっていたのが心残りと言えそうです。
いかに状況を想像させて笑ってくれるかが大きなポイントになるのですが、個人的にビシッと決まったのは『あなたはいつも税込みで言わない』でした。
本当にこれムカつくんですよね。
審査員得点
陣内智則 ー 88点
バカリズム ー 86点
小籔千豊 ー 97点
野田クリスタル ー 96点
ハリウッドザコシショウ ー 93点
合計得点・・・460点
こたけ正義感
敗者復活枠からの登場です。
現役バリバリの弁護士ならではのネタでした。
『おかしな法律』ってことは既存のあるものへ対してなので、自分自身はツッコミ役に回ることができるのも強みです。
そして、以前の一直線に進行するネタよりもブラッシュアップされており、序盤のネタが後半のフリにしっかりと効いていて笑いが大きくなるのも見事でした!
個人的にはクリーニング法が、完全にこっち側を「ナメているな!」と思いました。
審査員得点
陣内智則 ー 93点
バカリズム ー 91点
小籔千豊 ー 92点
野田クリスタル ー 93点
ハリウッドザコシショウ ー 93点
合計得点・・・462点
田津原理音
オリジナルカード『バトリオンモンスター』を使ってのネタです。
序盤のネタ振りが緊張も相まって若干かったるく感じたけれども、3枚目のカードから一気に流れが変わり終始ウケていました。
先を見据えたオリジナルカードなので、物販的にも今後ニンマリな展開があるように思います。
なんだったらちょっと欲しい気さえしてくるww
個人的には、もっとカードを出せば出した分だけウケていたのではないかな?と思いました。
審査員得点
陣内智則 ー 92点
バカリズム ー 89点
小籔千豊 ー 97点
野田クリスタル ー 93点
ハリウッドザコシショウ ー 93点
合計得点・・・470点
コットン きょん
ファーストラウンドのトリはコットンのきょんさんです。
しっかりとした1人コントで『構成・演技力・テンポ・設定』と完璧だったんではないでしょうか。
踊る大捜査線のBGMも上手くハマっており、『警視庁カツ丼課』に華を添えていました。
大オチのアメリカ人向けの『ハンバーガー』も待ってました感もあり、非常に気持ちが良かったですね。
審査員得点
陣内智則 ー 95点
バカリズム ー 90点
小籔千豊 ー 96点
野田クリスタル ー 92点
ハリウッドザコシショウ ー 95点
合計得点・・・468点
最終決戦
最終決戦は『田津原理音』vs『コットン きょん』です!!
オリジナルカードが勝つのか?
1人コントが勝つのか?
それでは見ていきましょう。
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田津原理音
1本目同様にオリジナルカード『ぷりんす!コレクション』を使って勝負です。
ネタのパッケージは同じなので、序盤からしっかりと笑いが起こっています。
時折交ぜてある細かなボケも達者な喋りで粒立てて、これまたしっかりとウケています。
ラストの畳みかけも抜群で、笑いが連鎖し大爆笑のままフィニッシュ!!
コットン きょん
大トリのネタは『リモート説得』です。
ここ数年世の中のみんなが頻繁に経験したことのあるリモート時のあるあるからスタート。
1人コントの味気なさを補う音声を巧みに使っていて、非常に見やすく滑稽なやり取りに笑わされてしまいます。
唯一気になったのは、芝居の比重が大きいため笑いどころが若干少なく感じてしまいました。
最終結果
陣内智則 ー 田津原理音
バカリズム ー コットン きょん
小籔千豊 ー コットン きょん
野田クリスタル ー 田津原理音
ハリウッドザコシショウ ー 田津原理音
R-1グランプリ2023の王者は…
田津原理音
おめでとうございます!!
最終順位
R-1グランプリ2023チャンピオン
🏆田津原理音🏆
2位
コットン きょん
3位
寺田寛明(464点)
同率4位
サツマカワRPG・こたけ正義感(462点)
6位
カベポスター 永見(460点)
7位
Yes!アキト(456点)
8位
ラパルフェ 都留(451点)
まとめ
まだまだ面白いピン芸人が多くいることがわかる熱い大会でした!!
21代目チャンピオンに輝いた『田津原理音さん』もダークホースと言われており、全国的な知名度はほとんどありませんでした。
これを機に全国区として売れていくこと間違いないでしょう!
ちなみにどうでも良い情報として、田津原理音さんのやる『ピース』は指の開き具合がエグイです。
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『夢のない大会!』などと揶揄されがちですが、間違いなく面白い芸人のみがあそこのステージに立っていることがわかります。
早くもまた来年が楽しみですね!
それでは最後までお付き合いありがとうございました!!
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