大城文章『僕の心臓は右にある』を読んでみた!!

地下芸人を経て絶賛プチブレイク中!

吉本興業所属に返り咲いた芸人『チャンス大城さん』、改め、本名の大城文章(おおしろ ふみあき)さん名義にて2022年7月30日朝日新聞出版より『僕の心臓は右にある』を出版いたしました。

アメトーーク!!の『読書芸人』の企画の際にも紹介されていましたね。

また、同アメトーーク!!内にて、遂に主役としてピックアップされた『苦節33年チャンス大城芸人』も放送され反響を呼んでいます。

 

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早速、読んだ感想を書いていきたいと思います。

私PATAこの2022年8月は読書感想文強化月間となっています。

宜しければこちらもどうぞ!

 

 

それでは行ってみよー。

 

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大城文章という芸人を作ったヒストリー

 

こちらの本ですね。

非常に良い顔で笑ってます。

 

チャンス大城という芸名を使わずに本名の『大城文章』での出版です。

文章??

ぶんしょう??

的な意味合いでのペンネームかと、私PATA勝手に勘違いしていました。

 

こちらの著書はTV等でも披露している嘘のような本当の話しを、幼少期からの尼崎編と東京編からの二部構成で作られています。

これらのエピソードの数々が今のチャンス大城さんを形成していくわけですね。

そもそものタイトルにある『僕の心臓は右にある』ってエピソードも強烈で、内臓逆位と呼ばれており、心臓以外の臓器全ても通常の逆の位置関係に収まっているんだとか。

『北斗の拳』に登場する『サウザー』以来の内臓逆位芸人です!

 

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尼崎編

家庭環境や地元の友達とのエピソードに始まり、中学3年生でのNSCへの入学や、定時制高校卒業後の二回目のNSC入学などのエピソードも語ってくれています。

 

今とは時代背景も随分と違いますが、学生時代にはヤンキーから受けるイジメも壮絶で読んでいて非常に気の毒なはずなのに、どこか笑えてしまう展開が盛り沢山です。

自分が埋められるための穴を掘らされる強烈な体験のあとに、助けてくれたおじさんに食事をご馳走になるなんて、日本中でも大城さんしか経験のない出来事でしょう。

 

東京編

鳴かず飛ばずの現状を変えるべく一念発起し、東京へと60万円を握りしめてやってきます。

 

大好きなX-JAPANのギタリストhideさんの『ROCKET DIVE』を聴いて、気持ちを奮い立たせていたとのことで、私PATA非常に親近感を感じております。

そんな状況のタイミングで、まさかのhideさんが死去。

葬儀が執り行われている築地本願寺へと大城さんは行かれていたようです。

当時私PATAは中学3年生だったかな…

大城さんはあの頃から東京での芸人活動を始めていたとは…

 

 

本当に売れて良かったですね!!

 

そして、ここからの生活が非常に大変だったようです。

愛する女性との結婚からの出産、別れを経験し、売れない日々に自暴自棄となりお酒を浴びるほど飲む生活。

気付けば、心が壊れてしまい鬱病に…

 

あの見た目や芸風からは想像もつかない苦しいエピソードの数々。

 

多くは語るまい…

ぜひとも本書を手に取り、笑って泣いて芸人の哀愁を感じてください!!

 

クワバタオハラの『くわばたりえさん』とのプラトニックな恋愛や『椎名林檎さん』に恋する話も必見です…

 

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まとめ

2017年のすべらない話出演以降に一度だけ、大城さんをお見かけしたことがあります。

新宿の劇場で元フォーリーブスのおりも政夫さんが主演する舞台を見に行った時のことです。

ワンドリンク制だったのでチケットを手にBARカウンターへ行くと、そこにはTVで見たチャンス大城さんが!!

「あっ!!」

「・・・わかります?」

「すべらない話、最高でした!!」

「ホンマですか!ありがとうございます!」

「頑張ってください!!」

 

みたいな会話だったと思います。

正直に言うと、死んだ魚のような目でドリンクをお客さんに提供していた大城さん。

私PATAが「あっ!!」と顔を指したあの瞬間の、照れながらも嬉しそうな笑顔が今も目に焼き付いています。

 

 

苦しいのに面白い、そんな不思議な人生を皆さんもぜひ体験してみてください!!

 

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それでは最後までお付き合いありがとうございました!!

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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