大人気シリーズのあの映画がこの度復活いたしました!!
映画『帰ってきた あぶない刑事』でございます。
2024年5月24日に上映してから現在7月末ではありますが、未だに上映されている映画館もあり、ロングランの大ヒットを記録しております。
ネタバレ上等でレビュー記事を書いて参りたいと思います!!
それではご覧ください。
キャスト紹介
映画『帰ってきた あぶない刑事』
【配給】東映
【上映時間】120分
【公開日】2024年5月24日
【オフィシャルサイト】映画『帰ってきた あぶない刑事』公式サイト
【監督】原廣利
【脚本】大川俊道、岡芳郎
鷹山敏樹/舘ひろし
大下勇次/柴田恭兵
真山薫/浅野温子
町田透/仲村トオル
永峰彩夏/土屋太鳳
劉飛龍/岸谷五朗
ステラ・リー/吉瀬美智子
海堂巧/早乙女太一
田中文男/ベンガル
山路瞳/長谷部香苗
あらすじ
定年退職後、ニュージーランドで探偵事務所を開業した鷹山敏樹と大下勇次だったが、警官と問題を起こして探偵の免許を剥奪され”出禁”となり、8年ぶりに横浜に戻ってくる。
2人を追いかけてニュージーランドに行った真山薫はどうやら行方不明。「結局、ここに戻ってきたな」
「8年か、あっという間だったな」横浜港の埠頭で横浜の風景を懐かしむ鷹山と大下。
その夜、横浜で香港在住の日本人弁護士が何者かに殺される。
事件に何かひっかりを感じた鷹山は、埠頭で見かけた劉飛龍を訪ねる。
フェイロンにはステラ・リーというビジネス・パートナーがいた。
ステラが昔の恋人に似ていることが気になる鷹山。
その頃、『T&Y探偵事務所』に永峰彩夏がやって来る。
横浜での初仕事に喜ぶ大下。
彩夏の依頼は、自分を産んで消えた母親の夏子を探してほしい、という依頼だった。
実は、夏子は鷹山と大下にとって旧知の女性。
もしかすると彩夏は自分たちの「……娘か?」という疑惑が浮上する。
まずは夏子の消息を調べるため、鷹山と大下はかつての後輩で現在は横浜港署捜査課長の町田透のもとへ。
誰よりも鷹山と大下を知る町田は、二人が”あぶない”調査をしないか監視するため、部下の早瀬梨花に尾行を命じる。
夏子はどこにいるのか、彩夏は二人の娘なのか、繋がっていく過去との因縁ーー。
そして、鷹山と大下の帰国と同時に起きた一連の事件の背後には、カジノ誘致を企てる元銀星会組長の息子・海堂巧がいることが分かり……。タカとユージは、忍び寄る未曽有の危機から愛する横浜の街を救うことができるのか。
と、いったストーリーでございます!!
それでは、ネタバレも含みつつ下記に感想を書いていこうと思います。
カッコ良すぎるぜ!!
もはや、言わずもがなではありますが、やはり言いたい!!
舘ひろし、柴田恭兵カッコ良すぎでございます!!
2024年7月末現在、舘ひろしさんは74歳、柴田恭兵さんは72歳です。
こんなカッコ良いだなんて異常としか思えないレベルです。
同じ男としてこんなにも差があるだなんてあまりにも神様は不公平だなと。
そもそもこの二人の影に隠れてはいますが、仲村トオルさんも異次元にカッコ良い。
「昔はカッコ良かったのにね……」的な老いによる劣化を嘆くことが一般的ではありますが、この二人と来たら老いすらも手玉に取りダンディズム濃縮還元的なムンムンさを今もなお醸し出しているご様子です。
強いて挙げるとするならば、昔のあぶ刑事シリーズの中ではさんざん喫煙シーンがあったものが無くなっているってことぐらいですかね。
映画の中では、ファン歓喜のユージが魅せる大爆走のシーンや、タカの代名詞ハーレーからの銃撃も健在です。
個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのは、エンディングテーマの大ラスで見せる二人の大ジャンプ。
「あの高さはやっぱりあぶ刑事だぜ!」と改めて二人の偉大さを痛感いたしました。
映画が終わってもすぐに立ち上がらずにあの大ジャンプをぜひとも目に焼き付けて貰いたいもんです!
案外ハマり役
今作の『帰ってきた あぶない刑事』の中で物語の重要な役どころである彩夏をつとめた土屋太鳳さん。
観賞前の段階ではなんとなくミスキャストっぽいかなと勝手に思っていたのですが、これが意外や意外とめちゃくちゃのハマり役。
天真爛漫さ、可愛げ、ユージ譲り?の脚力、タカ譲り?のバイク好きなどどこを切り取っても見事にしっくりときていた印象です。
最後の別れのシーンでタカとユージの間で言う「ありがとうパパ」もなんか泣けちゃうぜとまんまと土屋太鳳さんにメロメロにされてしまいました。
過去作であったかどうかは勉強不足になってしまうのですが、タカとユージが1人の女性と別々の時期とは言えかなり近いタイミングで恋愛関係になっていたってのはどうなんですかね?
あまりにもあぶな過ぎる遊び方にドキドキしてしまいました。
お互いに知らなかったとはいえ二人はいわゆるブラザーだったってことに驚きを隠せません…
これは夏子が悪いのか?
過去作も要チェック
『あぶない刑事』と言えば終わる終わる詐欺でもお馴染みであります。
過去作でも終わりを匂わせるものがあったような…
確認していきましょう。
①ドラマ『あぶない刑事』(1986年10月~1987年9月)
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②映画『あぶない刑事』(1987年12月)
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③映画『またまたあぶない刑事』(1988年7月)
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④ドラマ『もっとあぶない刑事』(1988年10月~1989年3月)
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⑤映画『もっともあぶない刑事』(1989年4月)
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⑥映画『あぶない刑事 リターンズ』(1996年9月)
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⑦ドラマ『あぶない刑事フォーエバーTVスペシャル’98』(1998年8月)
⑧映画『あぶない刑事フォーエバー THE MOVIE』(1988年9月)
⑨映画『さらばあぶない刑事』(2005年10月)
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今作の映画『帰ってきた あぶない刑事』を入れると通算10シリーズ目となっており、40年弱も続く超人気コンテンツでございます。
終わりの雰囲気から舞い戻って来てしまいましたが、更に次回作はあるのでしょうか?
ファンとしては楽しみな限りですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
タカ&ユージのカッコ良さにかまけて映画本編の内容にほとんど触れていなかったかもしれませんが、早乙女太一演じる海堂が過去作の柄本明の息子だったり、近藤課長の「バカモン!」が聞けたり、ベンガルさんの扇子パタパタが拝めたりと懐かしの注目ポイントも目白押しです!
更に、岸谷五朗さん演じる劉飛龍の最後にもグッときますし、彩夏のお父さんは一体全体誰なのかと気になるところをそこは野暮じゃないかとふんわり終わってみたりと、全体的にストーリーも完成度が高く非常に面白いです。
変にこねくり回すより、「あの味のカレーが食べたいな!」と食べた時に『あの味』だからこその喜びや「よっ!待ってました!」的な感動があるわけです。
過去作も含めて今一度『あぶ刑事シリーズ』を観直していきたいと思います。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました!!
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