芸歴16年以上の漫才師がしのぎを削る笑いのトーナメント『THE SECOND2024』のチャンピオンが決定いたしました!!
『ガクテンソク』おめでとうごうざいます!
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それでは、8組の結果を振り返ってみましょう。
採点方式
『THE SECOND』の採点方式は観覧のお客さんによる採点です。
審査員となる100人のお客さんは『3点・2点・1点』の得点を漫才終了後に投票する形になっています。
100人全員が3点を入れると満点で300点になる計算です。
ちなみに番組側が提唱する審査基準の参考としての目安は以下の通りです。
【3点】とても面白かった
【2点】面白かった
【1点】面白くなかった
去年に引き続き審査方法と基準は同じとなっています。
この【1点】の面白くなかったは廃止されると思っていたので個人的にはびっくり。
よくもまぁこんなリスペクトのないことを大会側がするなーと。
また、前年同様ではありますが、生放送の時間が4時間超もありネタとネタの間が間延びし過ぎており、ネタでせっかく盛り上がったテンションがその都度しぼんでしまう観覧審査員のコメントもどうなんですかね?
あれは見たいですか?
どうか考え直してくれませんかねー。
第1試合
『ハンジロウ』vs『金属バット』の結果は、金属バットに軍配が上がりました!!
ハンジロウはコント師のイメージが強かったのですが、漫才も新鮮で面白く『元嫁カフェ』というわかりやすい設定も非常に見やすかったと思います。
掴みの和田アキ子と同じ髪型のくだりも良かったですねww
一方、金属バットのネタはと言えばコテコテ関西弁ましましのお得意のスタイルですね。
50音順で交通安全カルタでひたすら柄悪くボケていく展開です。
東京のゴールデンタイムだということを忘れてしまうドープでディープな悪い笑いでした!
第2試合
『ラフ次元』vs『ガクテンソク』の結果は、ガクテンソクに軍配が上がりました!
ラフ次元のネタは、ボケの空さんが結構重要なことをツッコミの梅村さんに隠していたって流れの積み重ねです。
『ホストのナンバー2』が『ロイヤルホストの副店長』だったりと、小賢しいボケで楽しませてくれる内容でした!
ガクテンソクは、よじょうさんがおかしなことをひたすら話続け、それを奥田さんがドンピシャのワードできっちりと捌いていく小気味のいい漫才です。
ボケで笑わせるというよりかは、ツッコミまで含めてパッケージされたスタイルですね。
これが、一つも外すことなくビシッと決まり完璧だったと思います!
第3試合
『ななまがり』vs『タモンズ』の結果は、わずか1点差でタモンズに軍配が上がりました!!
ななまがりはさすがの気持ち悪さですね。
掴みも独特で、なんだったら初瀬さんのほうが気持ち悪いまであるっていう強烈さww
男ウケはするんだろうけど、一般審査員向けではやはりないのかなと悔しいながらに感じてしまいました。
タモンズは大宮セブンで鍛え上げた舞台慣れした漫才といった印象です。
徐々に安部さんのキャラが伝わっていくグラデーションが見事で、それに合わせるかのように笑いも付いてきた感じでした。
やっている本人もかなりふざけていて、こっちにまで楽しいんだろうなと言うのが伝わってきましたね。
第4試合
『タイムマシーン3号』vs『ザ・パンチ』の結果は、ザ・パンチに軍配が上がりました!
言わずもがなではありますが、爆笑オンエアバトル時代から培われている抜群の漫才を披露してくれました。
一切の無駄や捨て箇所がなく、全部攻めたボケがしっかりと決まっていたと思います。
個人的には他の2本がめちゃくちゃ気になってしまい、「1本目それ正解か?」と若干思わなくもなかったり…
そして、今大会一番の衝撃ザ・パンチです。
レッドカーペット時代とは全く違う型に進化を遂げていました!
掴みの「チャース!チャッ、チャッ、チャース!」もやったと言えばやったけど、やってないと言えばやってないレベルの崩し方ww
二人とも終始ニコニコしており、どこからネタでどこからアドリブなのかわからなくなってしまうパンチワールド炸裂です。
ノーパンチさんもコンプラ対応型に生まれ変わっており「〇んで~」の決まり文句を封印されていましたね。
準決勝 第1試合
準決勝第1試合は『ガクテンソク』vs『金属バット』。
勝利をつかんだのはガクテンソク!
シンプルに笑いの量の違いだったのではないでしょうか?
細かいボケのあれがどうのこうのというのは野暮になってしまうので割愛しますが、やはりガクテンソクの奥田さんが完璧ですね。
1本目より落ちてしまいがちな2本目ですが、それを感じさせない内容だったと思います!
準決勝 第2試合
準決勝第2試合は『タモンズ』vs『ザ・パンチ』です。
勝利を掴んだのはザ・パンチです!
タモンズも1本目で自己紹介がしっかりと決まり、安部さんの人となりがわかった上での2本目だったこともありウケは上々の印象です。
が、しかし!
ザ・パンチ強過ぎましたww
覚醒したのではないかという強さでしたね。
何が面白いか聞かれると言葉に窮してしまう気はしますが、とにかくなんか面白いんですよね。
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決勝戦
数々のベテラン漫才師を破り決勝の舞台に進んできたのは『ザ・パンチ』と『ガクテンソク』です!
そして結果は、294点の歴代最高得点を記録し見事ガクテンソクが勝利!!
おめでとうございます!!
素晴らしい戦いでしたね。
ザ・パンチのネタもやはり非常にウケており、内心「ザ・パンチこれで優勝したらちょっと違うかも?」とドキドキしていましたが、現実はしっかりとネタでウケていたガクテンソクに軍配が上がりました。
本当に3本ともネタが強くてびっくりです。
初戦敗退したコンビの他のネタがどんな出来かはわかりませんが、恐らく3本のアベレージが高かったのはガクテンソクなのでしょう。
本当に凄いことだと思います。
一見淡々とボケて淡々とツッコんでいるように見せてますが、かなりのプレッシャーの中で戦われていたんだと思われます。
奥田さんの手先がかなりの確率で震えていたのがそれを物語っているなと。
いやぁ良いもん見れたな!!
THE SECOND二代目王者
エントリー総数133組の頂点に輝いたのは、
『ガクテンソク』でした!!
おめでとうございます!!
まとめ
第二回目となるTHE SECONDの王者に輝いたのは『ガクテンソク』のお二人でした!
本当におめでとうございます!!
3本のネタ全部外れがなく、どの順番で出しても同じ結果になったのではないでしょうか?
めちゃくちゃ面白かったです。
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最後に今後の期待する展開としては、M-1グランプリの出場が芸歴15年まで、THE SECONDの出場が芸歴16年以上となっていますが、今大会での『ザ・パンチ』の仕上がり具合を見ると、少し賞レース欠格期間のようなブランクを設けて、芸歴20年以上を対象のようにしてみるのも面白いのではないかなと感じています。
見慣れた漫才が悪いとかではありませんが、賞レースに出ていない間に「これほどまでにネタの進化を遂げていたとは!」的な楽しみ方が出来るかもしれません。
と、いうことで、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
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