超一流!!本物の大金持ち社長とのエピソード!!

仕事

皆さんの周りにはお金持ちっていますでしょうか?

どれぐらいをもってして『お金持ち』と定義するかは正直難しい部分ではあります。

 

身近なところで考えると、勤め先の社長がお金持ちって括りになるかと思います。

その会社の規模感にもよるわけですが、年商数億円のレベルであれば間違いなくお金持ちと言えるでしょう。

私PATAが以前勤めていた会社の年商は恐らく数百億円~数千億円規模です。

 

 

そんな会社の社長と一般的な会社であれば、一末端の社員と交わることは皆無に等しいと推察されますが、若干ヘンテコリンな会社だったためわりと近くにいることが出来ました。

そんな本物の大社長の人間性を紹介していきたいと思います。

お金持ちに憧れている人は多くいますが、人格者でなければ所詮裸の王様が関の山です。

しっかりと人格者としての修行を積んでいきましょう。

 

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『圧倒的なカリスマ性』

これを言葉にするのはなかなか難しい部分ではありますが、ワンピースっぽく言うと『覇気』を全身に纏っている感じですかね。

芸能人で言うところの『オーラ』みたいなニュアンスです。

見た目の服装や持っているアイテム等も含めて、「わからないけどなんか凄そう!」と思わせる不思議な魅力があります。

 

この社長に関して言えば、見た目のインパクトも相当に強烈です。

世間一般的に言われている嫌なイメージそのままだったりもします。

 

・一年中日本人離れしたレベルで真っ黒に日焼けしている
・上から下まで、Louis VuittonやHermèsなどのハイブランド
・腕には嘘のような金無垢のRolex

 

どうですか?

嫌いでしょ?

何を隠そう、私PATAも嫌いでしたww

末端の人間が汗水流して働いているのに、この絵に描いたような成金趣味の社長は…

 

でも、なんですよ。

以下に紹介していく人間的魅力に惹かれていき、近くで働く側近の幹部連中がドンドン社長を真似し始める事態に。

男社会の忖度が無いとは言えませんが、それにしたって凄すぎる圧倒的なカリスマ性を感じずにはいられません。

人は見た目によらないって昔から教わっていたやーつの典型です。

 

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エピソードⅠ

「ちょっと買い物に付き合ってください」と言われ、Louis Vuittonの店舗に入ります。

全く興味のない世界なのでキョロキョロと周りを見ていると社長が「どうぞ!」と声をかけてきました。

そこはネクタイが並ぶコーナーで、社長が一言「3本行っときましょう!」と。

 

 

ここまでの時間は実に30秒ほどです。

A〇の『出会って〇秒で合体』ばりのスピード感です。

当然吟味の余地なくパパパっと選び3分ほどで60,000円ほどのお会計です。

 

「もう一件お願いします」と言われお次はHermèsへ。

ここでは社長がバッグを秒で購入し帰るかと思われたその刹那「1本行っときますか」とネクタイコーナーへ。

これまた、秒でチョイスしたHermèsのネクタイをプレゼントしていただきました。

 

 

Louis VuittonやHermèsのネクタイより安いスーツを着ている私PATAは、ネクタイにぶら下がっているも同じ状態なのであります。

 

『現場に来る、話しを聞く』

そんなギラギラな社長ですが、現場に来るんです。

脅かしに行くとか抜き打ちチェックをするとかそういう類のことではなく、後に後述しますが『信じられないほどの差し入れを携えて』、フラッと現場に顔を出すんですね。

 

信じられない出前の量…

 

そして開口一番、「元気ですか?問題ありませんか?いつもご苦労様です。皆さんのおかげです。有難うございます。」と平身低頭ペコペコしてスタッフの元を回ります。

不良が電車やバスで席を譲る的な感動があります。

見た目はギラギラな黒光り社長が、物腰柔らかく声をかけてくれるんですね。

 

普通の人がやっても特段加点されることはないと思いますが、いかんせん例の見た目なもんで、「あら!話してみるとなんて優しい社長なんでしょう!」とイチコロです。

実際に人心掌握術的戦略としてこれをやっていたかどうかはわかりませんが、効果は絶大だったと思います。

 

『めちゃくちゃ腰が低い』

社長自身の性格に左右されていた部分も多くありそうですが、とにかく腰が低かった印象です。

横柄な態度や『俺は大社長なんだぞ!!』的な発言も聞いたことはありません。

「皆さんが頑張れる環境を整えるために私がいます!」と常々言っていたのを覚えています。

 

基本的には、誰に対しても堅過ぎない程度の敬語で話しをしていました。

当然店員さんにも同様の態度です。

小物ほど店員さんなんかに横柄な態度をとるもんですね。

 

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エピソードⅡ

社長から「京都に車を一台取りに行けますか?」と連絡をもらいます。

日程は決まり次第連絡をもらう段取りだったのですが、ある日のこと本社に呼ばれて行ってみるとそこには京都ナンバーの車が一台。

 

まさかの社長自らが京都⇔東京間を運転して、車を持ってきていました。

その車は、業務で使用していた社用車だったのですが買い替えるので、私PATAに「どうぞ!」とくれたわけです。

 

今も乗る愛車です。

 

「5時間ぐらいだから近いですよ!」と一言残し鍵を置いて去って行きました。

腰が低いのとは若干意味合いが違いますが、そこまでしてくれるのか?とびっくりさせられてしまいました。

 

『とにかく優しい』

そして、とにかく優しい!!

働くスタッフが全国津々浦々に数多くいたので、様々なトラブルが起こります。

無いに越したことはありませんが、警察にお世話になるような案件がたまーに起こってしまいます。

どのような犯罪かにもよりますが、その過ちを犯してしまった従業員を見捨てることなく、再起をはかれるチャンスの場を用意していたのを何度か目にしています。

 

非常に仲間意識が強く、「誰一人欠けることなくみんなで一生懸命仕事をして、みんなで一生懸命遊びましょう!」がコンセプトだった社長です。

 

エピソードⅢ

社長に連れられて私PATAは海外へ幾度と行った経験があります。

 

ハワイでのゴルフは定番でした

 

ホテルの高層階にあるペントハウスに早朝呼ばれて顔を出すと、社長自らがキッチンへと立ち朝食を作っていらっしゃいました。

 

「朝ごはん出来たんでどうぞ!」

 

当時の私PATAは20代中盤辺りのペーペーもぺーぺーです。

そんな小僧に社長自らが朝食を作ってくれるなんて、それはそれは衝撃的だったことを覚えています。

社長が作ってくれた朝ごはんはというと、『袋麺のインスタントラーメン』でした。

なーんだ!と思われるかもしれませんが、量が凄いんです。

 

朝の一番から袋麺を4つです…

相撲部の合宿じゃないんだから…

そして「足りますか?」と優しさの気遣いです。

「大丈夫です…足りるどころかお腹千切れそうです…」とは言えるわけもなく頑張って完食したのは言うまでもありません。

 

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『理路整然とした話術』

そして話術も圧倒的でした。

社内イベント等での社長挨拶の際に話しを聞く機会があるのですが、『声量・話すスピード・内容・笑い・時間』どれを切り取っても完璧な話術だったと感じています。

 

毎回ネタを仕込んで楽しませてくれる社長

 

どれだけ仕事が出来て能力が高くても、喋りが弱い人っていませんか?

感覚的な天才肌の人に多い印象ですが、この手の人は『伝える能力が低い』ように思えてなりません。

話しは極端に長いか極端に短い。

当人の頭の中では成立している話かもしれませんが、凡人にはまるで理解できないような話を披露します。

必ずしも超一流のプレイヤーが超一流の指導者になれるとは限りません。

 

『豪快、豪傑、スピーディー』

これも社長の凄さの一つでした。

とにかく即断即決の倍速人間。

食事の際のオーダーも一瞬です。

先程のエピソードにも片鱗があったように、社長は数を数えるのが極端に豪快でした。

 

4人で食事に行けば20人前、10人で行けば50人前。

馴染みの店舗に社長が入ると、店内が一瞬ピリッとするのがわかります。

 

エグイ量の出前その②

 

今から始まる驚愕のオーダーに厨房が耐えきれるのか?的なざわつきを感じます。

一度でも社長が訪れた飲食店の店員さんは忘れることが出来ないトラウマ級のオーダーを思い出すわけです。

 

エピソードⅣ

ある時社長からメールが入ります。

 

「晩御飯を食べに行きませんか?」

 

私PATAは普段東京在住なのですが、社長と合流するや否や気付けば北海道です。

美味しい海鮮料理をこれまたお腹が千切れるほどご馳走して貰いました。

 

北海道での夜の一枚。 後ろの店舗の名前が秀逸過ぎますww

 

翌朝には有名な市場へと行き、おもむろに佐川急便の送り状を渡されます。

あとは社長が適当に見繕った、カニとかカニとかカニとかをガシガシ買っていきます。

実はそれは自宅用のお土産を買ってくれていたんですね。

異次元過ぎて何をしているのか一瞬理解出来ない状況へと陥ります。

「オレ独身ですよ社長…料理しないんですけど…それどころか冷蔵庫さえ持っていないんですが…」なんて言えるはずもなく、80歳オーバーのおじいちゃんとおばあちゃん宅の住所を書いて、事なきを得たわけです。

 

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まとめ

実のところを言うと、今回紹介した社長は2020年の11月末に56歳の若さで急死してしまいました。

まさに青天の霹靂でした。

そんなこともあり、長年勤めていた会社の体制がガラリと変わってしまい退職することとなったわけです。

お葬式にはコロナ禍ではあったものの、全国より2000人を超す多くの方が参列し大好きな社長との別れを果たしました。

 

社長のお葬式

 

本当にショックな出来事でした。

毎月恒例としていた池袋にあるタイムズスパへ行き、お風呂→爆食い→マッサージ→お風呂のルーティーンやゴルフへ行くたびに毎回シューズをプレゼントしてくれたり…

思い出は尽きません。

 

全国に何千名の従業員を抱えていたのか定かではありませんが、そんな大勢の中から可愛がってもらえたことはかけがえのない思い出です。

社長から教わった生き様や仕事や遊びへの取り組み方を胸に、これからも頑張って生きていこうと思います。

社長を追うようにしてここ数年不幸が続きましたが、天国で一緒に美味しいご飯を食べて、たくさん遊んで、ちょっとだけこっちの我々にパワーをわけていただければなと思います。

 

社長らしい一言が添えられたお墓

 

皆さんの周りにいる社長は尊敬できる人ですか?

憧れる社長ですか?

少しだけでも社長の素晴らしさが伝わっていれば幸いです。

最後までお付き合いありがとうございました!!

 

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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