本日は2022年5月2日です。
1998年5月2日に惜しまれつつも33歳の若さでこの世を去った永遠のロックスター『hide』の命日です。
そんな『hide』について書いていきたいと思います。
それでは行ってみましょう!!
hideの簡単な略歴!!
1964年12月13日に神奈川県横須賀市に生まれました。
本名はソロLIVEでも本人自らおっしゃっていた『松本秀人(まつもとひでと)』です。
幼いころから非常にぽっちゃりとした体形で、引っ込み思案なおとなしい性格だったようです。
そんな秀人少年も中学に入り、友達の影響で音楽に興味を持ちギターを始めます。
大好きだったおばあちゃんにエレキギターを買ってもらい、『家庭内ロック』を満喫していたとのこと。
そこから高校生になり、住んでいた横須賀という場所がらも手伝い、ライブハウスへ入りびたるようになり、ますます音楽へとのめり込んでいきます。
この辺りから家に帰る頻度が少なくなっていき、どんどん痩せていったんだとか。
後に口述していましたが、「実家のごはんの量がすごかった!!」ようです。
『サーベルタイガー』というバンドを結成しみるみる頭角を現していったようです。
ですがメンバーの脱退でバンドは解散にいたります。
hideはおばあちゃんの経営する美容室に就職をしようと決意するも、当時サーベルタイガーと同じくシーンの中で目立ちに目立っていた『X』の『YOSHIKI』からX加入を誘われて、Xのメンバーへとなるわけです。
1989年4月21日にメジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』をリリースします。
その後は、快進撃につぐ快進撃で日本のヴィジュアル系バンドの礎を築いていくわけです。
ちなみにhideは、高校卒業後美容系の専門学校へ進学しており、Xのヘアメイクや衣装までをプロデュースしていたようです。
1994年2月にはソロ名義での初アルバム『HIDE YOUR FACE』をリリースしています。
その後も精力的にソロでの活動も展開しており、『PSYENCE』をリリース。
1997年12月31日に東京ドームにて、X-JAPANの『THE LAST LIVE』をもって解散し、翌1998年1月1日から『hide with Spread Beaver』として活動を開始していきます。
1月28日にはシングル『ROCKET DIVE』をリリース。
X-JAPANのファンを悲しませないように、「マイブームはコンピューター」とhideは話しており、当時ではだいぶ最先端なパソコンを駆使したホームページを作り、ファンとの交流をはかっていました。
と、これからの活動を期待していた矢先の、1998年5月2日午前8:52に33歳の若さでお亡くなりになられてしまいます。
その後、シングル曲『ピンクスパイダー』と『ever free』をリリース。
hide with Spread Beaver名義では初となるアルバム『Ja Zoo』をリリースします。
他にも、別のプロジェクト『zilch』名義でのアルバム『3・2・1』もリリースしています。
没後も人気は衰えることを知らず、ベストアルバムや人気アーティストによるトリビュートアルバムなどの発売もされております。
hideのアンテナの高さ!!
hideは若手の活躍にも尽力を果たしていました。
『ZEPPET STORE』などの自分がカッコイイと思うバンドにも注目し、ともに活躍できるようにあらたにレーベル『LEMONed』を立ち上げたりと、常に新しい波を起こしファンを楽しませてくれていました。
他にも、Rockとデジタルの融合にも着目しており、『PSYBORG ROCK(サイボーグロック)』なる独自の試みを見せてくれていました。
2022年の現在ではパソコンやデジタルの進歩により、hideがいち早く目指していた音楽とデジタルとの融合は隆盛を見せていると言えます。
今、hideが生きていればどんな音楽を我々ファンに聞かせてくれていたのでしょうか…
そんなアンテナばり3のhideの楽曲は、今もなお色褪せることのないカッコ良さを誇り、最後のオリジナルアルバムの『Ja Zoo』は、デジタルとの融合を試みた仕上がりになっており、24年前とは思えないサウンドを感じます。
また、アンテナの高さで言うとファンとの交流の中からも、素晴らしい人柄を垣間見ることができます。
白血病に苦しむファンの女の子と友達になったhideは、自分でもやれることはないかと考え、骨髄バンクへのドナー登録を行いました。
その際に、hideの思いとは裏腹に事務所が記者会見をセッティングしてしまい、マネージャーをつとめる弟に「これじゃあ売名行為だ!!あの子が傷付いたらどうするんだ!!」と激怒したエピソードは有名です。
しかし、hideの優しさはファンや骨髄バンクを知らなかった多くの人への認知につながり、ドナー登録をする人が増加したようです。
当然、私PATAも登録済みです!!
骨髄バンク公式ホームページは下記リンクよりご覧ください。
おススメ曲紹介!!
さぁここからは、そんなカッコイイhideの楽曲を紹介して参りましょう!!
DICE // HIDE YOUR FACE
はじめてhideの曲を聞いたのがDICEだったかなと記憶しております。
たぶん小学校4年生ぐらいっだったような…
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家の近所に住む高校生のおにいさんが、爆音でかけていたのを聞いてPATA少年は「な、なんじゃこりゃ…!?」と衝撃を受けたわけですな。
hideの見た目もなにもわからず曲だけを聞いて、どんどん好きになっていった次第です。
歌詞もいわゆる耳コピなので、小学4年のPATAにはチンプンカンプン。
ですが、なんか大人だぜ!!Rockだぜ!!的な高揚感や興奮を感じたのでした。
イントロのギターリフとドラムのカッコ良さたるや!!
知らない方はぜひ聞いてみてくださいね。
限界破裂 // PSYENCE
PVのhideがめちゃくちゃカッコいいんですよ。
赤毛ではなくまさかの緑毛です。
当時中2ぐらいのPATA少年は、俺も緑毛にしたい!と憧れたもんです。
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マッドサイエンティストと女性の歌になるのかな。
そばに女性をずーっとおいておきたい的な。
この限界破裂もイントロのギターリフが最高なんです。
そしてベースの音が加わりみたいな、あの入りがめちゃくちゃカッコいいんです。
他にも歌へのハモリがすんごい気持ちいいんです。
ギターソロ終盤のチョーキングのユニゾン部分が良いんですわ。
哀愁を感じるんですよこれ。
わかるかなー??
ROCKET DIVE // Ja Zoo
この曲は私PATAのテーマソングといっても過言ではありません。
何か大きな節目となるBIGイベント前には絶対に聞く曲です。
いまからやったるで!!的な気合一発曲ですね。
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高校時代に軽音部なんぞに入っており、この曲をギターボーカルで演奏したこともあり、色々思い出深い曲ですね。
hideが着るジャージの感じや帽子の感じなんかも真似してみたり、ギターソロの際に見せるhideの、謎のガニ股屈伸もめちゃくちゃ真似してましたね。
いやー懐かしい!!
カラオケでも当然十八番です。
この曲もハモリが最高です。
HURRY GO ROUND // Ja Zoo
この曲はアルバム発売の前にリリースされていたシングル曲ですね。
hideの没後に発表された音源で、「また春にあいましょう」という歌詞がhide亡きあとに、とても悲しく響いていたことを思い出します。
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私PATAが20歳のころに、お世話になっていた友達のお母さんが若くして亡くなりこの曲をずーっと泣きながら聞いていました。
寂しい、悲しいってテーマの曲ではないので、またいつの日か!!って気持ちになれるまで聞いていたのを思い出します。
優しい曲なので、ぜひ傷付いた際に耳の処方箋としておススメです!!
Space Monkey Punks From Japan // zilch
ちょっと変わり種でzilchから一曲!!
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基本的にzilchの曲は全部、海外でも戦えるように作られた英詞の攻め攻めのラインナップです。
その中でもこの曲は、ノリが良くて比較的にポップさもあるので聞きやすいと思います。
このzilchがどこまで海外で名を馳せることが出来たのかをファンとしては見ていたかったですね。
没後のリリースだったこともあり、告知もガバガバだったようです。
このアルバムは今聞いても本当に古さを感じさせません。
ぜひとも聞いて欲しいですな!!
最後に!!
他にも紹介したいカッコイイ楽曲やhideのプレイスタイルなどと話せば無限に書けてしまうので、ここいらでお開きにしたいと思います。
令和を生きるhideを知らないRockキッズたちに、彼の偉大さが伝われば幸いであります。
当然、大人も大歓迎です!!
ぜひ爆音で体感してみてください!!
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それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!!
気付けばhideよりも人生を生きている37歳ニート…
hideが年下になるなんて…
あなたのようなカッコイイ大人を目指します!!
hideありがとねー!!
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