キングオブコント2025の決勝進出者が決定いたしました!


2025年10月11日(土)18時~TBS系列で放送される『キングオブコント2025』決勝戦。
今年も全国から3449組の芸人がエントリーし、熾烈な予選を勝ち抜いた10組が決勝の舞台に立ちます。
本記事では、決勝進出コンビのプロフィール・過去戦績・ネタ傾向・注目ポイントを網羅的に紹介。
さらに、今年の大会の傾向や優勝予想まで踏み込んで解説します。
決勝進出コンビ一覧(2025年)
組名 | 所属事務所 | 結成年 | 決勝進出回数 |
---|---|---|---|
青色1号 | 太田プロダクション | 2017年 | 初 |
ロングコートダディ | 吉本興業 | 2009年 | 4回目 |
ファイヤーサンダー | ワタナベエンターテインメント | 2014年 | 3回目 |
トム・ブラウン | ケイダッシュステージ | 2009年 | 初 |
や団 | ソニー・ミュージックアーティスツ | 2007年 | 4回目 |
レインボー | 吉本興業 | 2016年 | 初 |
元祖いちごちゃん | 吉本興業 | 2014年 | 初 |
うるとらブギーズ | 浅井企画 | 2009年 | 4回目(4年ぶり) |
ベルナルド | マセキ芸能社 | 2025年 | 初(結成8ヶ月) |
しずる | 吉本興業 | 2003年 | 5回目(9年ぶり) |
各コンビの特徴と注目ポイント
① 青色1号|若手トリオの堅実な成長

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 太田プロ所属のトリオ。2017年結成。
- 近年はABCお笑いグランプリ準優勝など実績を積み上げ、初のKOC決勝進出。
- ネタは日常の違和感を丁寧に膨らませる構成が得意。
- 若手ながら演技力と構成力に定評あり。
② ロングコートダディ|賞レース無冠の帝王

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 吉本興業所属。2009年結成。
- M-1・KOC・ダブルインパクトなど複数の賞レースで決勝常連。
- 昨年はKOC準優勝、今年も安定の決勝進出。
- ネタはシュールで不条理な世界観が特徴。
③ ファイヤーサンダー|3年連続決勝進出の実力派

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- ワタナベエンターテインメント所属。2014年結成。
- 2023年から3年連続で決勝進出、昨年は3位。
- ネタはテンポの良い掛け合いと構造美が魅力。
- 今年は「前回3位→今回優勝」の黄金ルートを狙う。
④ トム・ブラウン|M-1からKOCへ転身

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- ケイダッシュステージ所属。2008年結成。
- M-1での奇抜なネタが話題に。KOCは初決勝。
- ネタは“突き抜けた世界観”と“意味不明さ”が武器。
- 賞レースでの爆発力に期待。
⑤ や団|安定感抜群のベテラン

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- SMA所属。2007年結成。
- 4年連続決勝進出。昨年は惜しくも4位。
- ネタは“生活感”と“リアルな人物描写”が強み。
- 審査員ウケも良く、今年こそ表彰台へ。
⑥ レインボー|ネクストブレイク枠

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 吉本興業所属。2016年結成。
- 水ダウなどで女子高生人気芸人ランキング上位。
- KOCは初決勝。ネタは“恋愛コント”や“ジェンダー表現”が得意。
- 若者層の支持が強く、SNS拡散力も高い。
⑦ 元祖いちごちゃん|粘り強さが実を結ぶ

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 浅井企画所属。2014年結成。
- 5年前に準決勝進出経験あり。初の決勝進出。
- ネタは“キャラ系”と“勢い”が中心。
- おもしろ荘出演歴あり。テレビ映えするタイプ。
⑧ うるとらブギーズ|4年ぶりの復活

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 吉本興業所属。2009年結成。
- 2019年準優勝。体調不良で数年遠ざかっていたが復活。
- ネタは“構成力”と“演技力”のバランスが秀逸。
- ベテランとしての貫禄と安定感が光る。
⑨ ベルナルド|結成8ヶ月の新星

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- マセキ芸能社所属。2025年1月結成。
- R-1ファイナリスト経験者が在籍。
- ネタは“おじさんのパワー系”で異質な存在感。
- 決勝進出は快挙。
⑩ しずる|9年ぶりの帰還

引用元:キングオブコント2025公式サイト
- 吉本興業所属。2003年結成。
- KOC初期を支えた“コント師”の代表格。
- 9年ぶりの決勝進出はジャルジャルと並ぶ最長ブランク。
- ネタは“演劇的”で“情緒的”な作風が特徴。
大会傾向と注目ポイント
- 初決勝組:5組(青色1号、トム・ブラウン、レインボー、元祖いちごちゃん、ベルナルド)
- 決勝常連組:5組(ロングコートダディ、ファイヤーサンダー、や団、うるとらブギーズ、しずる)
- 所属事務所:吉本興業が4組、他事務所が6組(吉本過半数割れは7年ぶり)
- 結成年:最古はしずる(2003年)、最若はベルナルド(2025年)
優勝予想と注目ネタ
- 本命:ロングコートダディ(昨年準優勝、安定感と爆発力)
- 対抗:ファイヤーサンダー(3年連続決勝進出、構成力と演技力が武器)
- ダークホース:ベルナルド(結成8ヶ月で決勝進出、異質な存在感)
- 復活枠:しずる(9年ぶりの決勝、演劇的な情緒コントで審査員票を狙う)
今年は「構成美」よりも「爆発力」「異質さ」が評価される傾向が強く、トム・ブラウンや元祖いちごちゃんのような“振り切ったネタ”がハマれば、予想外の展開も十分あり得ます。
SNS・視聴者人気と拡散力
近年のKOCは、テレビ放送だけでなくSNSでの拡散力が勝敗に影響するケースも増えています。
特に以下のコンビは、若者層の支持が強く、放送後のバズが期待されます。
- レインボー:TikTokやYouTubeでの人気が高く、恋愛コントが拡散されやすい
- トム・ブラウン:意味不明系ネタが「#理解不能」「#天才か?」などのタグで拡散される傾向
- 青色1号:若手トリオとしての新鮮さと演技力が話題になりやすい
SNSでの反響が大きければ、翌年のテレビ出演やCM起用にも繋がる可能性があるため、芸人にとっては“優勝以上の価値”を持つ場合もあります。
まとめ
キングオブコント2025は、若手とベテラン、構成派と爆発系、演劇的とキャラ系が混在する“戦国時代”の様相。
誰が優勝してもおかしくないほど、実力と個性が拮抗しています。
そして何より、今年の決勝は「コントとは何か?」という問いに対する、芸人たちの答えが詰まった舞台。
笑いの技術、演技力、構成力、そして“魂”がぶつかり合う瞬間を、ぜひ見届けてください。
優勝者はただの勝者ではなく、『時代の笑い』を象徴する存在になる。
キングオブコント2025――その頂点に立つのは、あなたの推し芸人かもしれません。
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