チャンネル登録者数142万人(2024年4月6日時点)を越すYouTuber『雨穴(うけつ)さん』が投稿した『不動産ミステリー変な家』をベースにして作られた映画『変な家』が2024年3月15日に東宝系にて全国公開されました。
ちなみに私PATAは雨穴さんも原作も知らないまま、シンプルに面白うそうだなと思い映画館へと足を運んで参りました。
早速観賞後の感想を記事にまとめて参りたいと思います。
それではご覧ください!!
キャスト紹介
映画『変な家』
【配給】東宝
【上映時間】110分
【公開日】2024年3月15日
【オフィシャルサイト】映画『変な家』公式サイト
【監督】石川淳一
代表作:ドラマ『リーガルハイ』シリーズなど
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【原作】雨穴(うけつ)
YouTubeチャンネル:雨穴
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【脚本】丑尾健太郎
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雨男(YouTuber名)・雨宮トオル/間宮祥太朗
栗原文宣/佐藤二朗
柚希/川栄李奈
片淵慶太/永田成哉
片淵綾乃/瀧本美織
松岡喜江/斉藤由貴
片淵重治/石坂浩二
片淵文乃/根岸季衣
森垣清次/髙嶋政伸
柳岡さん/DJ松永
あらすじ
『雨男』の名前で活動するオカルト専門のYouTuber雨宮は、マネージャーから引越し予定先である一軒家の間取り図が変だと相談を受ける。
そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者であるミステリー愛好家の変人設計士『栗原さん』にこの違和感を打ち明けてみることにする。
間取り図を見ながら様々な違和感を感じ取った栗原さんはある仮説を雨宮に提示する。
あまりに陰鬱な仮説であることから、この件に深入りすることに反対を示す栗原さん。
そんな矢先に一つの死体遺棄事件が世間を騒がせることになる。
この事件の現場は、あの違和感のある『変な家』のすぐ近くで起きていた。
雨宮はこの事件と例の変な家の関連性を疑い、動画として投稿することを決断する。
ほどなくして、動画を見た『柚希』と名乗る謎の女性が雨宮へとコンタクトを取り、例の変な家に心当たりがあると告げる。
柚希と雨宮は共に事件の真相に迫るべく『変な家』について調べていくとに。
そこには、柚希の姉夫婦、母親、本家の様々なしがらみや悪しき風習が入り組んだ闇深い世界が広がっていた…
大まかなストーリーはこのような感じです!!
それでは、以下ネタバレも含みますが感想を記していきたいと思います!!
過剰なホラーテイスト
映画『変な家』を観るにあたって、本格的なミステリーやサスペンスを期待している方は残念ながら少々げんなりしてしまうかもしれません…
映画の開始早々より「あれ?ホラーな感じ?」というシーンが多く登場します。
題材として違和感のある『変な間取り』から広がっていくストーリーに、斬新さや「どうなっていくのか?」というワクワク感を持っていたものの、悪いほうの意味で裏切られてしまった感じでしょうか。
ザっと気に食わないポイントを洗い出してみます。
- 佐藤二朗の登場シーンのパフェの食べ方が気持ち悪い
- 間取り図を初見で見て考察する際の持って行き方が強引過ぎる
- ↑の際の考察が割と当たってたんかい!というエスパー感
- 川栄李奈、高嶋政伸の髪型が怖がらせようとし過ぎている
- 結局祟りを恐れての蛮行
という感じです。
ご覧になられた方はなんとなく同意していただけるのではないでしょうか?
前情報を全く入れずに観た自分が悪いのですが、全然思っていた内容とは違いましたかねー。
伏線っぽいだけの要素
これも映画『変な家』での微妙ポイントでしょうか?
本編のラストに、斉藤由貴演じるお母さんが助けに現れ車でみんなをピックアップし村を脱出するのですが、主人公の間宮祥太朗と川栄李奈はこの村にレンタカーを借りて訪れているシーンが描写されています。
伏線ではないことぐらい当然理解できるのですが、車でかつレンタカーだったとわかるような映像を事前に使う必要性があまりにも感じられません…
あの脱出のシーンで私PATAが思っていたことは「村爆発してるけどあのレンタカーどうすんの?」でございました。
他にもラストに畳みかけるかのように、斉藤由貴と瀧本美織が話すシーンでは次の生贄を準備するっぽいやり取りがなされています。
いるかね?これ?
挙句の果てには、間宮祥太朗の部屋の間取り図が実は…みたいな感じで終わっていきますが、このやり方はホラー系のPART2へ向けた布石の打ち方ではないでしょうか?
いやぁいらないなー。
個人的には物凄く冷めてしまった印象です。
良かった点
悪口ばかりではなく、良かった点もご報告しておきたいと思います。
それはずばり『圧倒的な佐藤二朗の演技力』です!
登場シーンこそ気に食わなかったものの、しっかり変人だし、実はめちゃくちゃ男気があって優しい『栗原さん』を完璧に演じていらっしゃると思います。
これは流石の一言に尽きるのではないでしょうか。
ハッキリと言って、佐藤二朗さんが出演されていなかったら見られたもんじゃないかもしれませんってぐらいのレベルです。
他の方がヘタクソということではなく、加点要素が無さすぎるって感じですかね。
あと強いて挙げるとするならば、悲壮感のある瀧本美織さんが妙に艶っぽくて良い!!ってことぐらいです。
まとめ
はいっ!
ということで、悪口ばかりになってしまいましたが映画『変な家』の感想をまとめて参りました。
わずか2時間弱の中での展開としては、結果として詰め込み過ぎたのかもしれませんね。
これが全12話のドラマならもっとフリが効いていたり、間取り図の考察でもっと遊べていたのかもしれません。
映画って難しいですね。
こんなしがないブログで散々に悪口を書かれてしまうなんて…
生意気言ってごめんなさい!!
また、映画のような『変な家』に住んでしまわないように気を付けましょうね。
春先は引越しや転勤などの新生活に伴って住環境が変わる季節になっています。
こちらの記事も宜しければご参考にしてください!
はい、というわけでございまして、長々とつたない文章を読んでくださったみなさま、最後までお付き合いいただきまして有難うございました!!
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