本を読んでみたい気持ちはあるのに…
「何が面白いのかわからない」
「読みにくかったらどうしよう」
「面白そうだけど分厚いんだよな」
さまざまな負の感情に負けて、結局読まずに終わる。
これらは実にもったいないです!!
読書で得られるものには『情報・詳細・結果・疑似体験・非日常』が詰め込まれています。
私PATAが読書が苦手なあなたに読んでもらいたい、おすすめ本をご紹介します。
騙されたと思って読んでいただき、読書の素晴らしさにまずは一歩足を踏み入れて欲しいと思います。
人生をも変える一冊との出会いがあるかもしれませんよ!!
未来いそっぷ/星新一
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読書家の皆さんにはお馴染み過ぎるぐらいの名著『未来いそっぷ』の紹介です。
こちらは、有名な童話(北風と太陽/アリとキリギリス/ウサギとカメ…etc)を作者である星新一さんがアレンジした短編等がたくさん入っている作品。
発売は1982年です。
私PATAが生まれる前から読まれ続けている名作中の名作です。
始めて読んだのは小学生の頃でしたが、短いお話が多いのでサクサクと読み進めることが出来ます。
『ショートショート』と呼ばれていますね。
SFの要素も強く『宇宙』や『ロボット』の話も多く、2022年現在に読んでも古臭い感じがまるでしません。
ちょっとだけ怖いテイストの話しなんかもあり、さながら世にも奇妙な物語です。
作中に登場する人物の名前も独特で『エヌ氏』や『エス氏』といった具合で、小学生ながらに「斬新なおっさんだな」と、ハマるきっかけにもなりました。
なかでも記憶に残っているのが『利口なオウム』。
ネタバレになるので内容には触れませんが読んでみて欲しいですね。
この未来いそっぷを読んで見事にハマったら、あとは手あたり次第ショートショートを読み漁って星新一さんの世界をどっぷり堪能してみてください。
人民は弱し官史は強し/星新一
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連続でごめんなさい。
またもや星新一さんの作品です。
こちらは星新一さんのお父さんの話しが描かれています。
こちらはショートショートではありませんが非常に面白いのでぜひチャレンジしてみてください。
私PATAは読みながら「国家権力めー!!!」と悔し泣きしたのを憶えています。
マジで面白いです。
騙されたと思って読んでみてください。
アナログ/ビートたけし
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こちらは2017年発売のビートたけしさんの作品です。
お笑い芸人ピース又吉直樹さんの芥川賞受賞に触発されて執筆された、恋愛小説になります。
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この手のジャンルの本は全くもって興味がない私ではありますが、まんまとやられてしまいました。
お恥ずかしながらのガン泣きですわ。
バイオレンスなイメージが強いビートたけしさんですが、こちらのアナログはピュア中のピュア。
あんな小太りのおじいちゃんが書いた作品とは思えない完成度です。
なぜ映画化しないのか不思議なぐらい。
※追記※
私PATAの思いが通じたのか映画化が決定いたしました!!
2023年10月6日(金)より映画『アナログ』が公開されます。
主人公の『水島悟』役を二宮和也さん、『美春みゆき』役を波瑠さんが演じられています。
どちらも演技派なので涙腺崩壊必至です!
めちゃくちゃ楽しみ。
今から原作を読み返したいと思います。
この本を当時良い雰囲気だった女性に貸してあげたことがあるのですが、「号泣した」と報告を受けました。
私PATAは、のちにフラれて号泣したとかしてないとか…
そんなことはさておき、こちらのアナログは文章自体も淡々としており非常に読みやすくあっという間に読み終えることが出来ます。
男女の恋愛モノが苦手な人もぜひ読んでみてください。
結末がめちゃくちゃ切ない…
『これぞビートたけし!!』って感じです。
映画『HANABI』のラストのような切なさを感じます。
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ついていったらこうなった/多田文明
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こちらは2005年発売のキャッチセールス評論家多田文明さんの作品です。
タイトル通りの内容で、読書初心者の方も楽しく読める作品になっています。
初めて読んだ時の私PATAの感想としては「悔しい!!」の一言に尽きます。
やりたかったことの全てを先に越されていた衝撃。
「このおじさんただモノじゃない!!狂っていやがるぜ!!」って感じです。
繁華街での『手相を無料で鑑定』や『美人がおすすめする絵画』や『怪しい宗教』にいたるまで体当たりの取材を慣行されています。
著者の多田さんとはぜひお友達になってみたい!!
悪いやつっていっぱいいるんだなと勉強してみてください。
お笑い!バリアフリー・セックス/ホーキング青山
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こちらは2005年発売のホーキング青山さんの作品です。
ホーキング青山さんは『先天性多発性関節拘縮症』のため、生まれたときから両手両足が使えません。
ですがお笑い芸人としての切り口で、自分の境遇やタブーを面白おかしく表現してくれています。
性的な目覚めから実際にいたるまでを包み隠さず記してくれています。
臭いものに蓋をすることは簡単ですが、実のところなんら解決には繋がりません。
賛否があっていいとは思いますが、これを読んで世の中が、いや、自分がどう変わっていけるかを考えさせてくれる作品でしょう。
老若男女すべての人が読むべき作品だと言えそうです。
こころ/夏目漱石
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夏目漱石の傑作『こころ』をご紹介。
私PATAは高校の授業で使うために文庫を買わされて読んだのがきっかけです。
読書初心者の方には少し難しいかもしれませんが、読んで損はない面白い作品です。
『私、先生、K、お嬢さん』といった少ない主要人物で書かれているのも好きなポイント 。
名言中の名言「〇〇〇〇ものは馬鹿だ」が刺さりまくって刺さりまくって…
この言葉は今もなお自分の中に生き続けている大好きな言葉です。
人に向かって言う際はくれぐれも気を付けましょうね。
他にも夏目漱石の作品は面白いものが多くありますのできっかけには最適です。
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実録ドラッグ・リポート/草下シンヤ
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アングラ好きにはたまらない一冊を紹介。
丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー内にてYouTubeにも頻繁に登場される草下シンヤさんのデビュー作です。
今は彩図社という出版社で編集長としても大活躍されていらっしゃいます。
私PATAは当時この本を読んであまりのぶっ飛び具合に大ファンとなり、のちに発売される『闇稼業人』の出版イベントに行きサインを貰ったほどです。
「アングラなんて野蛮よ!!」って方もぜひとも読んでみて欲しい作品です。
草下さんの本はどれをとっても圧倒的に読みやすいので、文庫本なら2時間弱でサクッと読むことが出来ます。
日常的に平和に暮らす自分たちの周りにも、気付いていないだけでこんな人達がいるかもしれませんよ。
お口にあった方は他の作品ももれなく面白いのでチェックしてみてくださいね。
こちらは合法ですw
ストレス社会を生きるすべての人へ。“吸う“CBDアロマ【PEAQ】
ヨシダ、裸でアフリカをゆく/ヨシダナギ
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2016年発売のフォトグラファーであるヨシダナギさんの作品です。
TBSで放送されていたクレイジージャーニーでご存知の方も多いのではないでしょうか。
幼少の頃にアフリカの民族に心を奪われて、大人になると自分の肌の色も黒くなっていくと信じていたようです。
実際にアフリカ各地へ赴き、現地の方と心を通わせていく過程も描かれています。
現地の食事を食べて、現地の方と同じ服を着る。
時には服を脱ぎすて、裸でのコミュニケーションをとるなど様々なアクションを起こしています。
○○戦隊○○レンジャーのようなイメージで写真を撮られているようで、神秘的かつ豊かな色彩に満ちたカッコイイけど幻想的な写真を撮影されています。
本を読んで感動された方はこちらの写真集もぜひお手に取ってみてください。
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ブンとフン/井上ひさし
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1991年発売の井上ひさしさんの『ブンとフン』をご紹介。
井上ひさしさんと言えば『ひょっこりひょうたん島』でお馴染みですね。
こちらの作品は井上さんの長編処女小説になっております。
長編と言ってもサクッと読めて、笑えて、心温まる、読書初心者にはうってつけの作品です。
作家のフン先生が描いた作品の中からブンが現れ、世界中でブンが騒動を巻き起こすストーリーです。
事細かく書いてしまうとネタバレになってしまうので、ここはぜひ自分の目で確認して笑ってみてください。
お子さんにもおすすめの作品です。
男子のための人生のルール/玉袋筋太郎
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2011年発売の浅草キッドの玉袋筋太郎さんの作品です。
こちらは小説ではなく、玉ちゃんなりの教育書といった感じでしょうか。
あえて今の時代に読んで欲しい一冊です。
レビューを読んでもらえばわかりますが、大絶賛で好評化の嵐です。
残念ながら売上部数的には芳しくなかったようで、今現在なかなか手に入りずらい状況のようです。
「男子のための~」とは言っておりますが、女性やお母さんにこそ読んでいただきたい内容ばかりです。
ありがちな事ばかり書いてある自己啓発本を読むぐらいなら、何万倍も役に立つことが書かれています。
ちなみに私PATAはこの本を当時好意を寄せていた女性にお貸しし、見事借りパクされています。
「返してくれ!」なんて小さいことは言えるはずもなく、淡い思い出とともにこの本は心に残っております。
また買って読み返さなくっちゃ!!
読書をする時間がない方にはこちらがおすすめです。
まとめ
様々なジャンルのおすすめを10作品ご紹介いたしました。
興味がありそうな本はみつかりましたでしょうか?
他にもおすすめしたい本は山ほどあるのですが、今回は『読みやすい』を最大限に考えて選出させていただきましたので、どちらの本も手に取りやすいかと思います。
これから始まる読書ライフを謳歌していってくださいませ!!
それでは最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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