世界に名を轟かす日本が生んだモンスターバンドX-JAPAN。
そこに在籍していた唯一無二のギタリストhide。
そんなhideにまつわる映画がこの度公開されました。
2022年7月8日公開『TELL ME hideと見た景色』を早速観て参りました。
私PATA現在37歳。
hideが亡くなったときの年齢が33歳。
気付けばhideよりも年上になっていました。
なんてこった…
本当に青春のど真ん中にはいつもhideの音楽がありました。
それでは早速感想記事を書いていきたいと思います。
ネタバレに付きご容赦願います。
あらすじ
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監督:塚本連平
原作:松本裕士(hide実弟)
松本裕士:今井翼(映画初主演)
I.N.A:塚本高史(ドキュメンタリー映画『JUNK STORY』ナレーション担当)
hide:JUON
上映時間:111分
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1998年5月2日にhideが亡くなったところからストーリーは始まる。
ROCKET DIVEが発売されhide with Spread Beaverとしての活動が本格的に始動した矢先にhideが亡くなる。
没後予定通りにピンクスパイダー、ever freeと順調にシングル曲をリリースするも、レコード会社には連日商業主義を批判する声が届く。
hideの実弟の裕士はマネージャーから兄であるhideの意思を受け継ぎ社長へとなったばかり。
音楽のことに関しては素人のため苦戦を強いられる。
hide亡き後、未完成のアルバム『Ja,Zoo』の制作にSpread Beaverのメンバーと共にとりかかる。
そして完成したアルバム『Ja,Zoo』を引っさげ、hide不在のまま前代未聞の全国ツアーへと進んで行く。
感想
一言で言うとずばり、
最高っ!!!
hideのファンなら涙につぐ涙で観ていられないかもしれません。
開始早々、築地本願寺での葬儀の映像にグッとくるはずです。
hideファンなら弟の裕士さんの顔はご存知かと思われますが、主演の今井翼さんが男前過ぎて若干の違和感を感じるはずです。
が、見始めるとわかりますが今井さんの演技が非常に誠実でこれまた泣かせてくれます。
ちなみに今回のこの映画の原作は裕士さんのこちらの本からのエピソードが多く映像化されているようです。
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そして、hideを演じるJUONさん。
喋り方はさておき、後ろ姿やシルエットはとてもhideに似ています。
他のメンバーもしかりで、髪型等もかなり寄せており、違和感なく見ていられます。
また、楽器の演奏も実際にされているのではないかと思われます。
この辺の配慮がファンとしては非常に嬉しく感じました。
映画の内容としては、ノンフィクション風のフィクションと言うことで、全部がリアルではないのかもしれませんが見ごたえがとてもあり、ところどころ胸が苦しくなる場面もあります。
涙腺崩壊ポイントとしては、HURRY GO ROUND完成後レコード会社の社長に聴かせるシーン。
スピーカーにイヤホンを差し込み頭を伏せて聴き入る社長が顔を上げた瞬間に、社長と共に大号泣です。
あのシーンはやり方がきたない!!
わかっていてもあれは泣いちゃう!!
他には、念願のツアーでの一曲目。
ROCKET DIVEのイントロが始まった瞬間です。
私PATA自身は当時のLIVEを見に行っていたわけではありませんが「遂にここまでたどり着いたぜ!」感が最高潮を迎えます。
またこのLIVEシーンではROCKET DIVE以外にも、ピンクスパイダー、ever free、TELL MEががっつり流されており、映画館ならではの迫力を楽しむことが出来ます。
ぜひとも劇場で体感して欲しいポイントです。
映画内で初めて知って驚いたことに、Ja,Zooに収録される『PINK CLOUD ASSEMBLY』の音声が裕士さんの声だった事実!!
兄弟ってすげぇ!!
hideと声そっくりじゃないの!!
やられたぜ!!
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そして最後の恒例のメンバー紹介。
I.N.Aが裕士をステージに引き入れお客さんに紹介してくれます。
もうヤバイです。
思い出すだけで泣きそうになる。
hideが亡くなってからも涙を流すことが出来なかった裕士とI.N.Aが泣いている…
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ずる過ぎでしょこれ。
泣くよそりゃ!!
まとめ
私PATAとしましては上章でも書いた通り、最高の仕上がりの映画だと感じました。
他にもhideのおばあちゃんとの繋がりや、お父さんお母さんとの関係性、メンバーやファンへの思いなんかも詰まった内容です。
hideを知らない世代の人達にも、楽曲をはじめ今も色褪せないhideの魅力を感じてもらえるのではないかと思います。
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ちなみに映画館では何に使っていいかわからないこちらの正方形型のクリアファイルが貰えます。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました。
また春に会いましょう!!
(↑言いたいだけ)
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