映画を観る際の重要なポイントの一つに『音楽』があります。
映画自体のストーリーやキャストありきで観ることのほうが多いかとは思いますが、私PATA的には外せない要素。
映像とリンクした挿入歌やBGMで、映画の出来不出来が決まるんじゃないかとさえ思えるレベルです。
わかりやすいところで言うと、ロッキーのテーマを聴くだけでテンションが上がるような気がしませんかね?
私だけではないはずです!!
要するにそんな感じのイメージですな。
さて今回の記事では、内容もさることながら『音楽』が素晴らしい映画を3本紹介してみたいと思います。
それでは行ってみよう!!
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
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まずは『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』をご紹介。
日本での公開は2002年2月です。
スーパー簡単なあらすじ
性別適合手術を受けた主人公ヘドウィグ。
しかし、手術は失敗しヘドウィグの股間には1インチの隆起が残る。
愛するルーサーと結婚するも、幸せな日々は長く続かず一人絶望するヘドウィグ。
幼き頃に憧れたロック歌手を目指しバンドを結成し『愛の起源』を追いかける。
めちゃくちゃかっこいいバンドサウンド
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映画の前情報等もなく、レンタルショップにてジャケ借りしたのが出会い。
なんとなく「マリリンマンソンっぽいなー」ぐらいの感じで借りたような気がします。
実際に観ていくと映画の主軸にロックバンドがあるので、映画内で聴かせてくれる音楽がいちいちかっこいいんです。
若干ヘドウィグがナヨナヨしているので最初は気に食わないんですが、途中からはシンプルにかっこいい音楽に魅了されていくわけです。
映画のストーリーに即した楽曲になっているので、ヘドウィグの怒りや悲しみや純愛も全て音楽で現してくれています。
2022年現在、声高に叫ばれるLGBTQを考えさせられる映画です。
音楽も非常にかっこいいし、映画自体のストーリーも非常にセンシティブな部分を付いた面白い映画です。
知らなかった方はぜひご覧ください!!
ちなみに私PATAは観終わった直後にHMVに走りサントラをゲットしました。
まじでかっこいいです!!
アマデウス
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お次は『アマデウス』です。
日本での公開は1985年2月です。
スーパー簡単なあらすじ
ある日、自殺をはかった老人サリエリが精神病院に運び込まれる。
一命を取り留めたサリエリから話を聞く神父フォーグラー。
サリエリが告白した内容から回想が始まる。
若かりしサリエリは皇帝に仕える作曲家。
そんなサリエリの前に一人の天才作曲家が現れる。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
品のないモーツァルトは回りから軽蔑の眼差しを受け相手にされていない中、ただ一人サリエリのみが彼の神に選ばれた圧倒的な音楽センスに心を奪われてしまう。
しかし、サリエリは自分の凡庸さに打ちひしがれてしまい嫉妬の炎に心を燃やす。
素人にもわかる天才モーツァルト
クラシックの素養や音楽に精通していなくても、モーツァルトの凄さが全編を通じて「これでもか!」と見せつけられます。
サリエリの表情が素晴らしく、天才に打ちひしがれて行く様が非常にリアルに描かれています。
サリエリがモーツァルトの書いた楽譜を手に取り、神のメロディに感動と絶望を味わう様は観ていて涙が溢れそうになります。
そして男の嫉妬は怖いです…
一方神の子モーツァルトの品性下劣っぷり。
甲高い笑い声や巨乳の奥さんがいることなどむかつくポイント盛り沢山です。
ちょっとサリエリに同情しちゃうかもな。
しかし、作曲シーンやオペラでのシーンは圧倒的な天才っぷりを見せつけます。
映画なので脚色も多くあるでしょうし、どこまで事実に基づいた作品かはわかりませんが、クラシックの偉大さがわかるそんな作品です。
160分と少し長い作品ですがストーリーが抜群に面白いので、まだ観ていない方はぜひご覧になってくださいませ。
シカゴ
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最後は『シカゴ』です。
日本での公開は2003年4月です。
スーパー簡単なあらすじ
ナイトクラブの看板歌手ヴェルマ・ケリーは夫と妹を殺して逮捕される。
舞台に憧れていたロキシーは、口利きをしてくれると言った男に騙され激高し殺害してしまう。
同じ刑務所に収監された二人は、お金を積めばどうにかしてくれる敏腕弁護士ビリー・フリンに担当を依頼しカムバックを目指す。
記者会見でのビリー・フリン渾身のでっち上げのストーリーが功を奏し、ロキシーは一躍時の人となる。
収監された先の看守ママ・モートンにも根回しをし、裁判への布石を作る。
なんとか裁判で無罪を勝ち取るも、人気は下火に。
犬猿の仲だったヴェルマ・ケリーとロキシーは手を組んで勝負に躍り出る。
結局ロキシーを好きになる
突然歌ったり踊ったりと観てるこっちがこっ恥ずかしく、苦手な人もいるかもしれないミュージカル映画です。
私PATAミュージカル映画大好きなんですよ。
元々のきっかけは、こっ恥ずかしい感じが滑稽でかえってそれが面白く感じたんですね。
ドレミの歌でお馴染みのサウンドオブミュージックだったような気がします。
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エーデルワイスを歌うシーンがたまんない。
脱線しましたが、こちらも非常に面白いのでおすすめです。
シカゴに戻ります…
ミュージカル映画なんで、隙あらば歌いだすわけなんですが、楽曲のノリが非常に良いんですね。
例えるなら、美味しいハンバーグ屋さんでかかってそうなノリの音楽なんですね。
観ているこっちの体までも踊り出すようなグルーブ感というんでしょうか。
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また、踊りもキレッキレで目でも楽しむことが出来ます。
そして映画を観ていくとわかるんですが、ロキシーがどんどん調子に乗っていく。
でも、映画の中同様に観ているこっちもロキシーにメロメロにさせられていくわけです。
男っていう生き物は馬鹿なんでしょうね。
観て頂ければこの気持ちがわかります。
ロキシー可愛いんですよ。
最近では、芸人のゆめちゃんが「4か5~(シカゴ~)」と叫んでいますね。
あれの元ネタの映画がこれなんですね。
ちなみに芸風と映画の内容は全くリンクしておりませんのでご安心ください。
まとめ
めちゃくちゃメジャーな3作品を紹介して参りました。
殆どの方が名前ぐらいはご存知だったのではないでしょうか?
まだ観たことのない方はぜひチェックしてみてくださいませ。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました!!
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