変人が考える!!『正論』と『本質』と『クレーマー』!!

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プロ野球のシーズンもいよいよ佳境を迎えて盛り上がりをみせています。

TVではリーグ優勝を称える中継が連日流されており、ビールをかけあい歓喜に湧く選手達の模様が映し出されています。

非常に気持ち良さそうに互いにビールのかけあいを行っていますね。

 

いや、待てよ…

と、やる気スイッチならぬ『変人スイッチ』が突如ONへと切り替わります。

 

「食べ物って粗末にしたら怒られるんじゃなかったっけ?」

 

と、言うことで今回はひねくれ目線でこれらに付随する道徳や倫理観について考えていきたいと思います。

 

 

自称変人の皆様はぜひご覧くださいませ。

 

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もったいない

プロ野球やF1や耐久レースの優勝の際にビールかけやシャンパンファイトを行う文化があります。

でもこれって、『食べ物を粗末にしている』ってことになりませんか?

 

ちなみにその歴史は古く、プロ野球では1959年にパリーグを制した南海ホークスからビールかけが始まったと言われています。

一度に使用する瓶ビールの本数はおよそ3,000本から6,000本です。

調べてみたところ、ラベル等のズレがあったりするような販売できない欠陥品を酒メーカーから無償提供されているようです。

メーカー側としても、廃棄する費用がかからなくなることに加えて宣伝効果を期待して行っていると考えられます。

 

私PATAはお笑いファーストな思考回路なのですが、バラエティ番組やコントでの食べ物を粗末に使った際の苦情たるやそれは相当なものです。

そこで生まれた苦肉の策が、

 

『このあとスタッフが美味しくいただきました!』

 

という一文のアナウンスです。

 

一体全体『もったいないの基準』はどこにあるのでしょうか?

幼き無垢な子供に「野球はよくてお笑いはどうしてダメなの?」と聞かれた場合どう答えればいいのでしょう…

 

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正しい使い方とは?

そもそも、食べ物の正しい使い方とは一体なんなのか?

当然、生産者や調理した方への敬意や感謝を払いつつ、美味しくいただくことになるかと思われます。

でも、食べ物を食べないって使い方もあるのではないでしょうか?

 

例えば『ゆず』です。

皮をすって料理の味付けや香りづけに使用する。

他にはゆずをお風呂に入れて、ゆず湯として香りを楽しむって使い方もあったりします。

この場合のゆずは食べるための目的としては使われていないわけです。

 

ここに目くじらを立てて「食べ物を粗末にするな!」と怒る人はいないのではないでしょうか?

プロ野球のビールかけも同様で、本来飲むためのものを『お祝いの歓喜を表現するためにかけあう』って使い方をしているわけです。

そうであるとするのならば、本来食べるものを『笑わせるために使う』ってこともアリになると思えてきます。

 

TV番組の中でもとりわけ人気の高いコンテンツとしてある『大食い』や『激辛』の類はどうでしょうか?

とんでもない量の食べ物を一生懸命に食べるチャレンジ企画ですが、ひねくれて考えると『適量を逸脱した食べ物を無理矢理食べる』ってことです。

どうですか?

もったいないですよね?

適量を美味しく食べられる量で食べることのほうが、公序良俗に反していないような気がします。

飲食店でのビュッフェや食べ放題では、食べ残しが出ないように『自分が美味しく食べきれる適量』を推奨しています。

 

激辛の類も同様です。

もはや美味しいを通り越した『辛さ』なわけです。

そこに使用されている常軌を逸した量の唐辛子を見て生産者が「もったいない使い方しないでよ…」となっているのでしょうか?

恐らくなっていないのではと思われます。

 

この曖昧な基準がすごく気持ち悪いし、しっくり来ないんですよね。

ダメな基準が明確ではないと感じるわけです。

もっと言えば、お笑いへの風当たりのみが強過ぎると言わざるをえません。

 

馬鹿なクレーマー

結局のところとしては、その人個人の主観による部分があまりにも多く、明朗会計になっていない現状がありそうです。

名探偵コナンをみて、

「毎回人が死んでいる!不謹慎だ!」
「人を殺すなんてことを真似したらどうするんだ!不謹慎だ!」
「サッカーボールを人に向けて蹴ったら危ないだろ!不謹慎だ!」

と、言ってるようなもんです。

 

エンターテイメント全般は楽しむためのものであり、そこのなかには大なり小なりの嘘や演出が多く存在しているわけです。

それをわかった上で『楽しむ』。

見たくなければ見ないって選択肢が用意されているんですからね。

 

空を飛べると箒にまたがって窓から飛び出してケガをした人がいたのか?

痛みを伴う過酷なロケを行い大爆笑をとった芸人がTV局を訴えたことがあったのか?

「真似したらどうするんだ?」や「倫理的に…」とか言っている馬鹿なクレーマーは、どんな環境で生活をしているんだろう…

そんな純真無垢なピュアな人々に囲まれて生きているとは思えません。

老若男女問わず、普通の人ならば「これはエンターテイメントだな」と理解できるはずです。

 

自分こそ正義だと勘違いしている正論を振りかざす、いわゆる『正論バカ』って人種です。

どんどん生きづらい世の中にしているって認識をもっと持ったほうがいいですよ。

 

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まとめ

良いことでもあり悪いことでもある『本音と建前』じゃないけど、もっとカラっとしていきたいもんです。

 

壮大なテーマになりすぎるので簡単にしておきますが、いじめ問題も似たような側面があると感じています。

子供だっていじめはダメなこととして認識してはいるでしょう。

ですが、大人こそSNSやTV等で毎日繰り返されている行き過ぎた誹謗中傷をやっている実態があります。

行き過ぎた正論はいじめと表裏一体です。

小さい範囲で言えば、家族間でのヒエラルキーもいじめに近いのかもしれません。

 

結局何が言いたいかと言うと、「笑って過ごしましょうよ!」ってことに尽きます。

全員が総監視社会のような昨今ですが、本質を見極めつつ色んな側面から物事をジャッジ出来る訓練が必要と言えそうです。

それでは最後までお付き合いありがとうございました!!

 

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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