週刊誌における芸能スキャンダルの在り方について考えてみた!!

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2023年の12月27日発売の週刊誌『週刊文春』による衝撃的なニュースが世間の耳目を一斉に集めることとなりました。

 

 

日本のお笑い界の頂点に君臨する『ダウンタウン 松本人志さん』に関する内容のものです。

年の瀬と言うこともありこの事件は年を跨ぎ、2024年1月11日現在様々な憶測や議論を呼び、松本さんの活動休止を含めSNS上やメディアでも大きく扱われている状態です。

 

 

私、PATA38歳。

ダウンタウンの影響を全身でびしゃびしゃに浴びに浴びて育った世代でありまして、思うところが多々あり今回こうして記事に残しておきたいと考えた次第です。

それでは、ご覧ください!

 

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週刊誌は正義ではなく『営利』

今回の報道に関しては、大前提として両者の言い分が真っ向から対立しているので、善悪の判断に付いては『司法』に委ねることが最善だと考えています。

 

で、タイトルの内容になるのですが、週刊誌やいわゆるゴシップ誌は商売としてスキャンダルや芸能ゴシップを紙面にし売り上げをたてています。

人気のタレント立場的に強い人悪質性が高い内容であればあるほど、センセーショナルな話題として部数が伸びることが容易に想像することができます。

今回の松本さんの記事に関しましても、第一弾、第二段と続々と二の矢三の矢を準備し、世間の注目を一手に受けている印象です。

 

これが『正義』の名のもとと言うことであれば、売り上げ度外視で一気に情報を吐き出し、いち早く被害者を救うために刑事事件としてのサポートをしてあげれば良いのではないかと思ってしまいます。

やはりそこにはあくまで『営利目的』だということが大前提としてあるわけですよね。

 

そして、今回松本さん側は『裁判』でしっかりと争う姿勢を見せているのですが、仮に週刊誌側が敗訴になり賠償金の支払いを行ったとしても、採算が取れると見込んでの戦いではないのかなと。

タレント側はメディアに出る性質上様々な損失を被るのですが、週刊誌側は記者の顔や名前を一切出さずして「ごめんなさい」とお金を払い次のターゲットへと移行していくのです。

裁判という物理的な長きに渡る時間を労し、悪い印象だけをなんとなく残されるタレント側はデメリットや損をすることしかありません。

これはどう考えても正義ではないと思わずにはいられません。

 

 

個人的にぜひやっていただきたいのが、暇で金銭的な体力のあるユーチューバーの方々は、週刊誌の記者やその会社で働く人のことを徹底的に探偵でもなんでも使って調べてみると面白いかもしれません。

人の不貞行為や金銭トラブルなどの様々なネタで人の一生を台無しにしてきている彼等の、清廉潔白さを伺い知ることができるのではないでしょうか。

ちなみに私PATAの回りを見回しても、金銭トラブルを抱えている人、不倫女性と飲酒運転でラブホテルに行き警察の厄介になった人、免許取り消しになったあとも会社の車を当たり前に無免許で乗っていた人など素晴らしい大人達が身近に沢山いらっしゃいます。

 

記者さん達に限ってはそんなことはないんでしょうね?

 

※2024年1月16日追記※
この告発の件を取り上げた週刊文春は近年まれに見る売上(45万部完売)をたたいているそうです。
オンラインでの購買数も数万人単位で増加したらしく「自分たちの報道姿勢は正しくもあり、スクープは国民の皆様の関心事なんですね」的な上機嫌な発表をしています。
松本さんは社会的な信用を失い、吉本興業内においてもアテンド疑惑の芸人は糾弾され、告発した女性は女性で「今更!」や「自業自得!」と叩かれ、真実は未だわからない状況の中で、明らかに週刊誌側だけが圧倒的な『利益』を受けています。
弁護時の方々の見解によると、松本さん側の名誉棄損が成立したとしても損害賠償金は数百万円程度とのことなので、週刊誌側にとっては痛くも痒くもない金額です。
こんなことがまかり通る正義ヅラした『週刊誌』は必要なのでしょうか…
また、過去の千原ジュニアさんが披露した木村祐一さんの話なども蒸し返されており、酷い叩き方が散見される事態へと発展しています。
未成年で喫煙や飲酒をした人や、幼き頃に万引きや喧嘩などをした人も罪に問われ白日の下に晒されなければいけない日が訪れるかもしれません。
人間誰しも間違えることや過ちはあるのではないでしょうか?
そんなに清く正しく生きている人達ばかりなのか甚だ疑問です。

 

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お互いに潜むスケベ心

これは今回の記事における個人的な考察になるのですが、松本さん側と女性側はともにちょっとした『スケベ心』があったのではないのかな?と感じています。

松本さん側は女性をホテルに呼び出しそこに女性が来た時点で、性的なスケベ心が100%では無いにせよあっただろうし、女性側は芸能界の『VIP』という言葉に今後の活躍への期待やコネクションへのスケベ心が100%では無いにせよあったのではないでしょうか?

 

成人した立派な大人の女性が、男性からホテルでの飲み会に誘われた時点で「そんなつもりじゃなかった」ってことはあり得るものなのかな?と個人的には思ってしまいます。

判断はそれぞれの思うところなので断定するつもりはありませんが、自分が働く会社の上司や社長から同じように誘われた場合もこの女性は「断ると仕事に支障をきたすかもしれない」と同じように行くものなのか?と。

それで支障をきたすような会社なら辞めるの一択以外考えられませんけどね。

 

私自身、お酒も飲まないし、モテて来なかったし、女性をアテンドしてくれるような友人や後輩もいないので想像の話にはなってしまいますが、どうもしっくりと来ないわけでして。

もっと言うと、SNS上では週刊誌にリークした女性側にも言う相手を間違えているのではないかといった疑問の声が多く散見されています。

真実であるとするならばなぜ『警察』へ行かないのか?

なぜ2015年当時ではなく今になって言うのか?
(※被害を訴えている女性は2023年の大きな話題となっていた『ジャニーズの性加害』が明るみに出たことにより勇気をもらい告発に踏み切ったと言っているようです)

 

 

そして更に気になるスケベ心『お金』についてです。

「週刊誌へのリークにより大金をGETしたのでは?」と思い立ち、今回の事件をきっかけに週刊誌へのリークに際しての『謝礼金』についても調べてみました。

これも本当か嘘かわかりませんが、元週刊文春の方が「週刊文春はリークへ対する謝礼金を一切お支払いしていません」といった内容の記事がネット上には見受けられます。

真偽はさておき、事件を公にした後の『社会的な制裁や抹殺』『示談金』欲しさなのでしょうか?

はたまたそれとも、女性側の証言が確かなものでノウノウと大物ぶっている松本さんの真実を世間に伝えたかっただけなのでしょうか?

 

性善説と性悪説

これもめちゃくちゃ個人的な意見になってしまうのですが、『性善説』『性悪説』ってものがあると強く思っています。

 

少し前の話しになりますが、韓国のとある女性DJの方が日本で行われた音楽イベントの際に『身体を触られてしまう』被害に遭われてしまいました。

痴漢は犯罪ですし、テンションが上がっていたからなどの言い訳も無用な事案であり、許されてはならない出来事です。

ただ、この女性DJの方の服装はみなさんもご存知の通りだとは思いますが、非常に露出度が高く性的な目で見られかねないような出で立ちでもあったわけです。

 

痴漢行為を働いた人間が圧倒的に諸悪の根源ではあるのですが、ここで言うところの『性悪説』で考えるとするならば、最大限の防御を行うことにより未然に防げたのではないか?というお話です。

この女性DJは「私は私が着たい洋服を着たい場面で着る!」的な発言をのちにされていたかと思うのですが、反論の余地もないほど至極真っ当な意見だと思います。

が、「人が沢山居るしなー」とか「客席が近いから少し抑えめにしておくかな」といった対応をしていれば、このような事件自体起こっていなかった可能性があるわけです。

 

ダメなことをする側になぜ非が無いほうが我慢して合わせないといけないのか?ということも重々承知の上で書いているのですが、結局のところこれが一番の解決策ではないのかなと思います。

この事件に関しても、ネット上では両側からの無用な争いが繰り広げられている通り、この手の犯罪もイジメもパワハラもセクハラも残念ながら無くなることはありません。

であれば、極力頭の中にいる『天使と悪魔』の悪魔が出る可能性を潰しておくことが、自分自身も守り、かつ、犯罪者を出さない唯一の方法ではないのかなと考えています。

 

 

お金を貸す人が居なければお金を借りることは出来ませんし、治安が悪いところへ行かなければ危害を受ける可能性は限りなく低くなるわけです。

性善説のように『世の中みんな良い人』と思いたいのは山々ではありますが、基本的に痴漢をする人もお金を騙し取る人も、痴漢をする直前までは良い人なのかもしれませんし、お金を借りた時点では嘘偽りなく返済の目途が立っていたのかもしれない、ただその時の一瞬で天使と悪魔が入れ替わってしまう瞬間があるのかもしれません。

世の中のお父さんやお母さんが子供に門限を与えているのと同じですね。

何もないかもしれないけど、何かあるかもしれないっていう自衛手段ってことだと思います。

 

火のない所に煙は立たぬ

『事実がなければ噂もたたない』と言うことから生まれたことわざ『火のない所に煙はたたぬ』ですが、こと週刊誌や芸能ゴシップに関してはあまりこれが該当しないと思っているのは私だけでしょうか?

虚実が入り混じっての報道もあるようなので、全部が嘘とか全部が事実といったような極端な話ではありませんが、テレビなどでは多くの方々があることないことを好き勝手に書かれていると仰っています。

 

 

もっと明るい話だけを取り扱うようなピースフルなものでは売れないものなのでしょうか…

自分より優れている人や裕福な人が転がり落ちて行く様を『蜜の味』と言わんばかりに、叩きまくる様は悍ましくもあり、酷く気味の悪いということを今一度改めて思い出すときが来ているように感じます。

芸能人の不倫や浮気、結婚や離婚、女性トラブルなど私PATAの生活には全く関係がありません。

 

過ちは過ちとして罪を認め償う必要は間違いなくありますが、それを集団で匿名の名のもとに身を隠し叩くさまはイジメと何も変わりません。

自分の子供や家族や友人が同じことをしていたり、されていた場合、あの方々は一体何を思うのでしょうか?

今回の松本さんの記事にあったことが事実とするならば、メディアの世界では生きていけないのは仕方がないかもしれませんが、間違いなく世の中の何十万人や何千万人の方を笑いで楽しませてくれたことは疑いようもない事実です。

そのような、楽しみにしてくれている人の今後の『笑う』という権利を剥奪されたも同じことが現在起こってしまいました。

 

多数のために被害にあった人が我慢しろということではありませんが、そんなことを週刊誌に行う権利があるのかは甚だ疑問だとは思います。

更にネット上では「ジャニーズ事件の時とメディアは何も変わっていない」などの書き込みもありますが、そもそもジャニー喜多川氏は過去に裁判で有罪判決が出ていた事実があったのにもかかわらず、メディア側が忖度していたという話なのでまるで状況が異なっているわけです。

他にも「ダウンタウンで笑ったことは一度もないからテレビ業界から引退して欲しい」などとここぞとばかりに湧いてくる人にも言いたいことがあります。

 

「だからなに?」

 

テレビは無料のコンテンツなので見る側に選ぶ自由があるわけでして、「頼むから見てください!」や「お願いだから笑ってよ!」なんて言われた覚えもないはずです。

本当に情けない限りです。

 

過去の音源や書籍からの抜粋を引っ張り出してきて、もともとこういう人だったとかってのもどうなんでしょうね。

「徳川家康は人殺しだから嫌い」と言うんでしょうかね?

戦時下でヒロポンを摂取していたおじいちゃんを薬物中毒者と罵るのでしょうか?

 

エンタメは規制に次ぐ規制で衰退し、世の中総監視社会の生き辛い世の中へとなっていく日もそう遠くないのかもしれません。

 

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まとめ

2024年1月に松本さんは活動を休止することを発表されたわけですが、果たして帰ってくることが出来るのでしょうか?

常々『引退』というワードを口に出されていたので、このままフェードアウトもあり得るかもしれません。

そもそも、裁判の決着が付くまでには数年の歳月がかかってしまう可能性が極めて高いことも気がかりの一つです。

 

 

個人的にはまだまだ『天才松本人志の笑い』を堪能したいと思っております。

お笑い大好き人間にとっては、2020年に『志村けんさん』、2022年に『上島竜兵さん』、そして2024年に『松本人志さん』がテレビから消えてしまうことを酷く辛く感じています。

 

 

一日も早い復帰を心より願っています。

最後までお付き合いありがとうございました!!

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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