みなさんゲームお好きですか??
最近ではeスポーツの勢いも凄まじく、科学の進歩よろしく日増しにクオリティなんぞも上がり、プレイヤー人口も世界規模で爆上がりの様相です。
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そんな中、私PATAはタイトルにある通りスーパーファミコンで時が止まっております。
そんな原始人系ウホウホニートがおススメする、古き良きスーパーファミコンのタイトルを紹介して参りましょう!!
ウホ!!
不思議のダンジョン2 風来のシレン
不思議のダンジョンシリーズの二作目にあたります。
前作はご存知トルネコの大冒険ですね。
私PATAがおススメしたいのは断然こちらの風来のシレン!!
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チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)より1995年12月1日に発売されました。
現在も人気が高くシリーズ化されています。
ゲームの内容としては、主人公の『シレン』が入るたびに地形が変わるダンジョンを、剣・盾・腕輪・壺・おにぎり・お店を駆使して攻略していく、ダンジョンRPGとなっております。
キャッチコピーとして『1000回遊べるダンジョンRPG』を売り文句としており、当時鮮烈だった印象があります。
BGMがヤバい!!
かの有名な作曲家『すぎやまこういち』さんが担当されています。
ドラゴンクエストの曲でお馴染みですかね。
残念ながら昨年2021年9月30日に90歳でこの世を去っておられます。
BGMのすばらしさを文字で伝えるのは到底出来ませんが、ゲーム音楽作りのプロが存分に本領を発揮しているとだけお伝えしておきましょう。
ひょうきんな場面ではひょうきんなBGM、緊張感のある場面では緊張感漂うBGM。
当たり前と言ってしまえばそれまでではあるものの、とにかくしっくり具合がえげつないわけです。
他にも細かいアクション時の効果音だったりにも抜群のセンスを感じます。
衝撃だったのはゲーム序盤にある山間渓流というステージ。
ここにはステージBGMがなく、川のせせらぎの音だけが響きます。
あまりにも美しすぎる引き算の美学を感じます。
レベルアップする際の三々七拍子も間違いなくテンションが上向きになるわけですが、反面、敵キャラクターがレベルアップする際の三々七拍子の音には恐怖と絶望がうごめきます。
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合成がヤバい!!
風来のシレンの醍醐味となるのが剣と盾の合成機能です。
ストーリーを進めていくと、陶芸家『ガイバラ』のイベントが発生します。
このイベントを達成すると、遂に『合成の壺』なるアイテムを入手することが出来るわけです。
例えば剣で『カタナ+3』と『こん棒+2』を合成すると『カタナ+5』になると。
盾も同様に合成していき、最大値の+99をめざして育てていくわけですね。
他にも武器や盾の特殊能力の合成も出来るので、非常にやり込み要素をくすぐられる仕様となっております。
ちなみに私PATAは、レアな『必中の剣(必ず攻撃が当たる)』と『やまびこの盾(催眠術攻撃を跳ね返す)』をベースの剣や盾に合成できた時の嬉しさたるや相当のもんでした。
絶望感がヤバい!!
ドM製造機と言っても過言ではないのがこの絶望感です。
ダンジョンへと進み力尽きてしまった場合、持っていたアイテム全てが無くなり、スタート地点へと戻される鬼畜仕様となっています。
手塩にかけて育てた剣や盾が一瞬のうちに気泡へと化します。
幾人の少年少女(おじさんおばさん)が涙したことか…
ゲームの特徴として、敵との1ターン交代での攻防が基本なのですが、なかには1ターン2回攻撃の悪いやつがいたり、長距離からの攻撃を仕掛けてくる悪いやつなんかもいたりします。
ギリギリ勝てるであろう敵に攻撃したものの当たらないなんてミスを3連続…
床や地面にランダムに仕掛けられた罠にやっつけられる…
お店で泥棒に挑戦するもあえなく御用…
みたいな運の要素も過分に関係するので、自分の不甲斐なさプラスアルファで神様への恨み節もとびだす構図となります。
そして、何度も何度も立ち上がり強い精神力を養っていくわけです。
ちなみに私PATAは、一番ラストのダンジョン『フェイの最終問題(99Fでクリア)』の73Fでアークドラゴンの容赦ない遠隔からの業火に焼かれ、強烈な絶望を頂戴しております。
ダンジョンがヤバい!!
1000回遊べるって大風呂敷もだてではなく、たくさんのダンジョンが用意されています。
まずは、ストーリーに沿って進んで行き『魔蝕虫』を倒します。
わりとこれは簡単です。
剣と盾を+20前後まで育て上げれば攻略できるはずです。
そのあとに出現するダンジョンが難しいわけです。
『食神のほこら』と『掛軸裏の洞窟』ですね。
こちらのダンジョンはともにイベントでの発生となり、99Fまでの攻略も可能ですが、イベント攻略としては、『食神のほこら』の26F以降にいるナオキに話しかけるとイベントクリア、『掛軸裏の洞窟』では16F以降にいるガイバラに話しかけるとイベントクリアとなっております。
イベントクリア後には、『ブフーの包丁』と『ワナ師の腕輪』が手に入ります。
この二つのダンジョンでは、今までの風来人としての能力が試される作りとなっており、実力が足りないと苦戦を強いられること必至です。
食神のほこらではブフーの包丁を使い、敵キャラクターを一定確率で肉に変え、それを食べることによりその敵キャラクターへと変身して特殊能力を駆使し攻略していきます。
いっぽう掛軸裏の洞窟ではワナ師の腕輪を使い、床や地面に張り巡らされたワナを使い敵を倒し目的の階層へと進んで行きます。
どちらもともに非常にやりごたえのあるダンジョンだと言えます。
ちなみに私PATAは、99Fへのチャレンジはしておりません。
シンプルにやれる気がしない…
そして、遂に最後のダンジョンお目見えであります!!
ずばり『フェイの最終問題』であります。
こちらのダンジョンはいわば、卒業試験のような激ムズの最高難易度と言えます。
シンプルに99Fの最深部まで行ったらクリアってやつですな。
風来のシレンの中に登場するアイテムは、剣・盾・腕輪・草・種・巻物・杖・壺・おにぎりがあるのですが、今までのダンジョンではこれらのアイテムは通常識別されている状態(一部されていないものもあります)で入手できるのですが、フェイの最終問題で入手するアイテムは全て未識別の状態。
プラス効果のアイテム以外にマイナス効果のアイテムも段違いに増えており、我々プレイヤーを苦しめてきます。
アイテムを自分に使ってみたり、敵に使ってみたりと様々な方法と知恵を使い、アイテムに名前を付けていくわけですな。
他には、敵キャラクターの強さが格段に上昇しております。
良い感じのグラデーションではなく、メキメキ強いモンスターが低層階から普通に現れます。
卒業試験と言わんばかりの秀逸なテクニックとともに、運の要素も少なからず局面に影響を及ぼします。
ここをクリアせずに風来のシレンを卒業した人は相当数いるはずです。
本当に何度も何度も惜しいところでやられてしまい、ポキっと心が折られてしまうんですね。
先ほども書きましたが私PATAはこのフェイの最終問題の73Fでゲームオーバーとなり、めちゃくちゃに不貞腐れてしまい、半年ほどコントローラーを握る気にならなくなってしまいました。
それぐらい難しいわけですな。
しかし、雨にも負けず風にも負けずの宮沢賢治魂で見事クリアをしております。
あの時は深夜の3時頃でしたが本当に嬉しくて嬉しくて…
友達に痛さ爆発でLINEを連投したのを憶えております。
ここをクリアすると、ゲームのセーブデータ画面に『マムル』の絵がフェイの最終問題をクリアした証として現れます。
ドラゴンクエストのスライム的なイメージです。
非常に愛くるしい敵キャラクターのマムル印嬉しかったなー。
隠し武器がヤバい!!
そして最後にこちら。
どこのダンジョンにも存在しない最強の剣と盾が存在します。
その名も『秘剣カブラステギ』と『ラセン風魔の盾』です!!
ゲーム性を一切無視した圧倒的な強さです。
これらは、食神のほこら・掛軸裏の洞窟・フェイの最終問題への持ち込みは出来ないので、もはやコレクター用のサブエピソードって扱いでしょうか。
まずは、レア度の高い『剛剣マンジカブラ』と『風魔の盾』を手に入れます。
すでにこの装備が最強なのですが、これらをコツコツと+99まで鍛え上げます。
その後に、町の中にある鍛冶屋へ持っていくと…
他にもこのパターンで、『カタナ+99』を鍛冶屋へ持っていくと…
ダンジョンの壁を掘れるが一定回数の使用で壊れてしまう『つるはし』をこれまた鍛冶屋へ持っていくと…
みたいなコレクターが燃えるアイテムゲット方法もあり、非常にやり込み要素多めの作りになっています。
知らなかった人にはぜひともチャレンジしていただきたいですね!!
まとめ!!
スーパーファミコン以外のハードでも風来のシレンはプレイできるようなので、未プレイの方はぜひとも絶望と歓喜に抱かれましょう!!
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当然、その後のシリーズも負けず劣らず面白いものとなっておりますので合わせてプレイしてみてくださいね!!
※追記※
いよいよ完全新作の『風来のシレン6 ーとぐろ島探検録ー 』が2024年1月25日に発売されることが決定いたしました!!
一緒に頑張ってプレイしましょう!!
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございましたー!!
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