太田プロが誇る最強トリオ芸人!!ダチョウ倶楽部上島竜兵!!

お笑い

本日、2022年5月11日(水)未明に太田プロ所属お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部の上島竜兵』さんが61歳で逝去されました。

 

あまりにも悲しすぎて、今日の青空が憎らしい限りではありますが記事に残しておきたいと思います。

本日、2022年5月11日(水)未明に太田プロ所属お笑いトリオ『ダチョウ倶楽部の上島竜兵』さんが61歳で逝去されました。

それではご覧ください。

 

ヤーーーーー!!!!!

 

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伝統芸能!?

日本が誇るスーパーリアクション芸人と言えば、出川哲郎さんと上島竜兵さんの二大巨頭ですよね!!

2人の友情は相当なるものだったと思います。

ともに身体を張った数々のエピソード。

お茶の間を楽しませてくれていました。

 

そんな上島竜兵さんは私PATAが物心がつくころには、TVで大活躍されていました。

今のコンプライアンスでは考えられない、体張りまくりのめちゃくちゃ。

動物との絡み、高所からのエトセトラ、乗り物を使った大掛かりなネタ。

 

そして今となっては、リアクションの代名詞。

教科書の1ページ目とも言える『熱々おでん』と『熱湯風呂』。

もはや日本が誇る伝統芸能でしょう。

日本語がわからない海外の人にも伝わる笑いだと思います。

 

シンプルな構成ですが、様々なテクニックが仕掛けられていてお笑いの奥深さも感じます。

例えば、今でこそ周知の内容ですが熱湯風呂の「押すなよ!押すなよ!絶対に押すなよ!」で押す!

これはフリの典型的な美しい型とでもいいましょうか。

いきなり押してもその後のリアクションで笑えるとは思うのですが、きちんとフリが聞いてる分だけより一層、マヌケ感のような滑稽感のようなものが増幅して笑いの量が増える。

 

要するに何が言いたいかって言うと、これは物凄い発明だよってことです。

 

熱湯風呂とか熱々おでんって、タイトル自体がネタバレかつオチのようなものなので、これを笑いにするってのは、どう考えてもやっぱりプロの技なんですよ。

 

本物の雄姿を目に焼き付けて、お腹千切れるほど笑ってください。

 

 

芝居の上手さ!?

お笑い芸人がドラマや映画で物凄く活躍していますよね。

実はコント師と呼ばれる多くの芸人は、役者顔負けの演技力を誇ります。

 

最近キャンプ芸人で注目されるバイきんぐの西村さん。

コントを見ていただくとわかりますが、猟奇的な役柄が非常に多くその狂気感が笑いを誘い、非常に質の高い芝居を見せてくれています。

 

そして上島竜兵さんですね。

志村けんさんと共に数々のコントを世に残してくれています。

バカ殿でのやり取りや、サラリーマンの上司部下、様々なシチュエーションでその芝居の上手さを見せてくれています。

 

私PATAは、志村さんが主催する舞台『志村魂』を2006年~2019年まで毎年欠かすことなく見に行っており、楽しみな年1の恒例イベントとなっていました。

キャスト陣には当然ダチョウ倶楽部もいます。

舞台の構成として、前半はバカ殿とコント、後半は松竹新喜劇の2部構成になっており、笑いあり涙ありの3時間。

 

舞台が始まると幕の前にダチョウ倶楽部の3人が現れます。

「との~!との~!殿はどこだー!」

「殿がいなくなってしまったんですよ。」

「どうせ麻布十番で呑んでるんだろ。」

みたいな3人の軽妙なやり取りからスタート。

 

初めて見た時は客イジリなんかも含めて「アドリブなのかな?」と思っていましたが、毎年見に行くと「台本なんだ!」と気付くわけです。

アドリブのような芝居をしているわけですよね。

これがやっぱり上手いんですね。

足繁く何度も通った私は内心「これはアドリブではなく芝居なんだぜ初回のお客さん」と謎のマウントを取っていたものです。

 

コントは当然面白くて最高なんですが、後半の部の松竹新喜劇が素晴らしいんです。

喜劇なので前編通して笑いどころも多く楽しめるのですが、人情物語なので泣けるシーンがあるんですね。

志村さん上島さん演ずる2人が仲違いしていがみ合い、最後には和解する。

そんな演目があったんですが、お芝居の上手さに引き込まれてしまい客席のいたる場所からすすり泣く声が聞こえて、会場は感動の渦です。

これこそがコント師の芝居の実力だ!!とまざまざ見せつけられた瞬間でありました。

誰もわさびたっぷりのお寿司を食べ涙目になる上島さんを思い出す余地がないほどの、圧巻のお芝居でした。

 

 

最後に!!

2011年3月11日に未曽有の大震災が起こりました。

その約1か月後に、志村さん率いる志村魂メンバーが麻布十番に集結し、義援金の呼びかけを行いました。

その時に私も微力ながら義援金をさせていただきつつ、お写真を撮らさせていただきました。

当時はガラケーだったため画質の粗さはご容赦くださいませ。

 

左から志村さん、上島さん、寺門さん、桑野さん、肥後さん(2011/04/03)

優しい笑顔で友人の腕を持つ上島さん

少し見切れる手先は、本人を前に痛さ全開でアイーンをするPATA

鼻の下をこれでもかと伸ばす友人とみひろさん、磯山さん

 

本当に嬉しかったのを憶えています。

 

今後はダチョウ倶楽部の軽妙なやり取りがもう見れないなんて。

こんなに悲しい日が来るなんて思いもしませんでした。

元ダチョウ倶楽部リーダー、現電撃ネットワークの南部虎弾さんもYouTubeチャンネルでコメントを出していました。

 

 

出川さん、劇団ひとりさん、土田さん、有吉さん、デンジャラス安田さん、その他竜兵会の皆さん、ダチョウ倶楽部の肥後さん寺門さん、ご遺族の皆さんの心痛を察するに余りある次第ですが、今日は日本中が泣いていると思います。

 

安らかにお休みください。

たくさんの笑いをありがとうございました!!

志村師匠に怒られるとは思いますが、大好きなお酒をたくさんご馳走になってくださいね。

くるりんぱっ!!

 

※追記※

2023年8月10日に奥さんである『上島光さん』が書き下ろしのエッセイを出版されることになりました。

 

 

タイトルは『竜ちゃんのばかやろう』です。

あれから1年以上が経ってしまったんですね。

まだまだ寂しいですね。

ぜひチェックしてみてください!!

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pata37

37歳にして遅咲きのニートデビューを果たしました!!
独身、無職、肥満を武器にブログに挑戦します。
面白いこと、お金のこと、音楽のこと、映画のこと、そんな辺りを書いて行けたらな―と思っています。

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