私PATA約1年間のニート生活から足を洗い、重たい腰を上げてやっとこさ就職を果たしておりました。
そんな矢先に、何故か『人生の歯車』が想像の遥か斜め上へと大きく動きだしてしまい、就職をした会社をわずか1か月で退社し、住んでいた東京を離れ、現在青森県へとやってきています。
宜しければ事の発端を下記記事よりご覧くださいませ。
そして早くも青森へ来て3週間が経過しようとしています。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいますが、現状を記しておきたいと思います。
お読みくださる方や私PATAも含めて、他人事の話しではあるのですがそれがどうしてなかなか難しいことばかりなんです。
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ガス抜きの意味も込めてお付き合いいただければ幸いです。
現在の状況
不確定な要素や方向性が決まりきっていない問題が多いのが現状です。
私PATAとしてはそういった諸々のお手伝いに来たとは言え、非常にセンシティブな内容のため、第三者的な立場からの助言しかすることが出来ずに、歯痒い思いをしているのが正直なところです。
詳細をお伝えしていきたいと思います。
上司の体調について
11月上旬に『膀胱癌』の手術を行いました。
手術は問題なく終了し、こちらに関しては不幸中の幸いと言いましょうか特段の心配はなさそうです。
そしてもう一つの癌『甲状腺癌』についてです。
実際のところとしては、未だに確定の病名が出ておらず『扁平上皮癌の疑い』として扱われております。
2022年9月上旬に突然声が枯れてしまい治ることもなく数日が経過します。
耳鼻咽喉科、内科と様々な病院を回り『甲状腺癌かもしれない』とわかるまでに1か月以上の時間がかかってしまいました。
その間も声の枯れは治ることもなく時間だけが過ぎていき、12月の中旬になってようやく手術をすることに。
半分ほどの甲状腺を取り、手術は問題なく終了したものの、依然として状況は好転したわけでは無い雰囲気です。
他のリンパ等に浸潤しており全部を取り除くことは出来なかった状態です。
また、『分化 < 低分化 < 未分化』という括りがあり、病理検査をしてみない事には判断がつかない様子です。
甲状腺がんのほとんどを占める乳頭がんや濾胞(ろほう)がんは、性質がおだやかで、予後のよい「分化がん」です。
一方、「未分化がん」は、すべてのがんの中でも、際立って悪性度が高いといわれます。
分化・未分化とは、もともとは細胞の成長のプロセスをあらわす言葉です。
細胞は分裂をくり返すことで、数を増やしていきますが、さらに分化をすることで、その細胞が属する臓器の働きを持つようになります。
甲状腺細胞も、甲状腺としての役割を果たすためには、分化をしなければ、役割に見合った形や機能を持てません。
未分化がんは、細胞としては未熟な状態にあるといえます。
体調としては、37度台前半の微熱が常にある感じです。
声の掠れも基本的には戻ることはないらしく、非常に聞き取りにくい状況。
そして一番厄介に感じることとしては食事です。
医者から細かい説明がないので原因等はわかりませんが、上司曰く『喉の奥が狭まっているような感覚』があり、飲食物が飲み込みにくくむせてしまうのです。
むせることにより激しく咳込んでしまうため、食べるのに非常に時間がかかってしまいます。
それに伴って食事量も減っているせいか、毎日体重が落ちている点も気がかりです。
未分化がんは分化がんより進行が早く、悪性度が高いがんです。
未分化がんでは、甲状腺の腫脹や痛み、発熱などの症状が出現しますが、がんが進行するにつれて、分化がんと同様に飲み込みづらさや呼吸困難、血痰などが見られるようになります。
未分化がんは末期の状態になると気管や食道、反回神経への浸潤、リンパ節、骨、肺などの臓器への転移を起こします。
転移を起こしたがんは、それぞれの臓器で重篤な末期症状を引き起すこともあります。
甲状腺がんの末期には、体重の減少や倦怠感など、全身症状が出現してくるのも特徴であると言えます。『健康長寿ネット』甲状腺がん末期より一部引用
ネットで調べられる症状を見る限り符合する部分が多くあるので、あまり良さそうな状態ではないと言えそうです。
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娘さんについて
上司には一人娘がいるのですが、2020年に奥さんが亡くなってしまい、現在は二人での生活です。
その娘さんの将来が非常に心配なため、私PATAを青森に呼び寄せた経緯があります。
娘さんには自閉症と知的障害があり、上司にもし万が一があった際に路頭に迷わないようにするため、先々の段取りをしっかりと決めておかなければなりません。
現在は、日曜日を除く週に6日間は午前中のみ仕事をしています。
障害者年金の手続きも完了済みです。
買い物、バスでの通勤、簡単な炊事・洗濯・掃除、読み書きなどは問題なく出来るのですが、『雑談・合理性・協調性・社会性・お金の管理』などは苦手な印象です。
ルーティンであれば、指示をしなくとも忘れずに自分で行うことが出来ます。
イレギュラーなことがあった場合、『今回だけ』、『たまたま』、『特別に』と変換されることはなく、それがルーティンへと変わってしまう性質があります。
第三者的に見たときにこの部分が非常にややこしいと感じています。
上司は約20年間東京で仕事をしていたので、娘さんと一緒に生活をするのは奥さんが亡くなる前年の2019年頃からです。
奥さんにかなり厳しく躾をされていた娘さんを可哀想に思った上司が、今までのルーティンをことごとく緩くしてしまったのです。
例えばスーパーへ買い物に出かけて、飲み物を買って車で飲んだとします。
上司からすると特段の意味は無かったものの、娘さんは「このスーパーで買い物した後は車で飲み物を飲む」ということがルーティンの一部へと切り替わってしまうわけです。
些細なことも含めて、今まで奥さんがかけていたブレーキがことごとく緩み、新たなルーティンが次々と増えている状況です。
その中でも特筆すべき点は『買い物』です。
とにもかくにも買い物に行きたくてしょうがない娘さん。
上司と二人で暮らし始めた当初よりは若干ルールを厳しくしたものの、週に3回はスーパーで8,000円~10,000円前後の買い物をしています。
娘さんは自分でカゴを持つと足速に店内へと消えていき、こちらを撒くかのように鋭い目つきへと表情が変わります。
甘い菓子パン、詰め替え用洗剤、ヨーグルト、ジュース、菓子折りなどを際限なく買ってしまいます。
ストック癖なのかと思えばそうでもないらしく、その場で売っているのにも関わらず翌日買いたいものはその日に買うことはせず、調整したりすることもしばしば。
行った先の店舗に併設されている100円SHOPには見向きもしないのに、翌日違う場所の100円SHOPに行きたいと言ってみたり。
やはりそこに合理性等は全く関係しておらず、「次はあそこ!その次はあそこ!」のような娘さんなりのこだわりがあるような状態です。
上司の意向
私PATAがいる予定のこの1年間のうちに、娘さんの将来の段取りを相続も含めて決めておきたいというのが一番です。
現状としては、『自宅を福祉法人に借り上げて貰いグループホームにして娘さんをそこに住ませる』ことと、『民間の法人にお金の管理を委託する』の2点です。
その他の細かい部分は後見人をたてるのではなく、上司の知人や部下などの気心の知れた人間に任意後見をお願いするといったザックリとした内容です。
志半ばで上司に万が一があった際には、私PATAがそれらを引き継ぎ形にするといった構想です。
PATAのストレス
ここからは、私PATAのただの愚痴です…
ごめんなさい…
船頭が多い…
上司の意向にもあるように、『任意での後見』が重要なポイントです。
私PATAも当然そのうちの一人です。
税理士でも弁護士でも福祉法人でもないただの37歳のおっさんです。
特別な資格やスキルもないので専門的なことは当然知りません。
上司は突発的な閃きや勢いで行動を起こす人間なので、思ったが吉日と言わんばかりに動きだします。
そのため、今回の様々な件に関してチョイ噛みをしている登場人物が非常に多く、もともとの作戦『A』が『B』へと変わっているのに『A’』の話しが出てきて振り出しに戻ってみたりと周りを盛大に振り回してしまいます。
更に言うと、「俺がいる意味はあるのか?」と言った疑念も湧いてきます。
上司の意向通りにしてあげたい気持ちはあるのですが、どうもモヤモヤとした気持ちにならざるを得ません。
動く窓口は一つのほうが色々とやりやすい気がしています…
一人にさせてくれ…
大前提の話しとしてサクッと決めきれる話じゃないということもわかった上での愚痴にはなるのですが、現状私PATAが来てからの2週間で進展した話はとくにありません…
じゃあ「一体全体何をしているのか?」と言うと、ゆるーく軟禁されているような状態です。
【8:00】上司が部屋に入って話しかけてくるので渋々起床
【8:30】娘さんの出勤を見送る
【8:30~12:00】上司と話す(一方的に上司がずっと喋っている)
【12:00~14:00】娘さんを迎えに行き、スーパーへ買い物
【14:00~17:30】上司と話す(一方的に上司がずっと喋っている)
【17:30】夕食(上司が作ってくれる)
【18:30~22:00】上司と話す(一方的に上司がずっと喋っている)
【22:00~2:00】自由時間
【2:00】就寝
だいたい毎日こんなスケジュールです。
体調が悪くて話しにくいとはいえ上司はお喋りな人なので、とにかくずーーーーっと喋りかけてきます。
パソコンを開いてブログを書いていても、筋トレをしていても、とにかく話しかけてきます。
かまってちゃんの寂しがり屋です…
声が出しづらいせいで、何を言っているか聞き取れない部分が多くあるので、何かをやりながら話を聞くのも難しく、手を止める必要があるため実質何も出来ません。
私PATAを青森へ呼ぶ際に「こっちへ来たら執筆活動する時間も取れるだろ?」なんて言ってたものの、なかなか難しいのが現状です。
37歳にして未だ独身たる所以でもありますが、一人の時間と自由がないと頭がおかしくなりそうになります。
隙を見て出かけると娘さんから「何処にいるの?」、電話で話していると「誰から電話ですか?」と追い込みをかけられてしまいます。
悪気があって聞いていることではないので、そこに何か特別な理由がないこともわかってはいるのですが、なかなかこれもキツイ…
笑いが不足していく…
これも状況として仕方ないことではあるのですが、とにかく面白いことがないんです。
テレビもずーっとNHKだしwww
上司が食事を上手に取れないこともあって、食事の時間が相当気まずいんです。
むせて咳き込む上司 → 他愛も無い話を無限に続ける娘さん → むせて咳き込む上司に話しかける娘さん → 「お父さん今話せないでしょ!」と怒る上司みたいなループです。
全然元気な私PATAでも引っ張られるわけではありませんが、なんとなーく薄暗い気持ちになってしまいます。
他にも細かい部分ではありますが、生活音がうるさかったり、食べる際の『クチャクチャ音』や『食べ方が汚い』など、ちょっとしたことで精神がジリジリと削られていきます。
「我ながらケツの穴が小さい男だな!」とわかってはいるのですが、諸々のダメージが蓄積されてしまい、変なモードに入っているのかもしれません…
これが『上司と部下の関係』だからなんとか耐えてはいるものの、身内なら爆発しているか大喧嘩になっていることうけあいです。
まとめ
今の特殊な状況を友人などに理解してもらうこともなかなか難しく、このように文字として吐き出すことによって、平穏を取り戻そうとしてみた次第であります。
読んでいただき気分を害されたかたは申し訳ありません。
「偽善者ぶったこのアマちゃんが!!」と蔑んでくださいませ…
世の中には、上司同様お子さんの将来を憂いてどうしようと悩んでいる人も多くいらっしゃるかと思います。
上司に関しては経済的に余裕があるので、やれる手段や選択肢が多いわけですが、そうじゃない家庭も多くあるのが実態でしょう。
なかなか自分事として考えることは難しいとは思いますが、案外身近にも似たような境遇の人がいらっしゃるかもしれません。
同じ環境や境遇の人ばかりではありませんが、何か良い策がみつかるように自分も勉強と思って頑張っていきたいと思います。
散々グチグチ書いてみるとスッキリするもんですねww
引き続き、やれることをやっていきたいと思います。
それでは最後までお付き合いありがとうございました!!
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