テレビ朝日にて放送されていたフリースタイルダンジョンの影響もあり、近年日本語RAPが盛り上がりを見せています。
私PATAは元々HIPHOPは洋楽専門で聴いており、ジャパニーズHIPHOPには興味がなくスルーしていたのですが、まんまとフリースタイルダンジョンにハマってしまい、今となってはもはや『虜』です。
そこで今回の記事では、カッコイイ日本語RAPを10曲ご紹介して参りたいと思います。
ぜひ参考にしてくださいませ!!
かーーまーーせーー!!
①輪入道/俺はやる
まずは輪入道の紹介です。
ご覧の通りとにかく熱い魂で歌うバイブス系ラッパーです。
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他にも下記アルバム助太刀に収録された『27歳のリアル』が個人的にはおすすめです。
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好きになったキッカケはやはりフリースタイルダンジョンでのバトル。
始まる前からバチバチのギラギラで、今にも殴りかかりそうな勢いのままマイクを握り言葉を吐き出します。
また輪入道の人格形成や過去に犯した過ち、アーティスト生命にも関わる病気など非常にドラマチックな人生を歩んでいます。
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こちらの本を読んで改めて音源を聴いてみてください。
より一層、輪入道の魂を感じることが出来ると思います。
ちなみに輪入道は私PATAと誕生日が同じ『2月7日』です。
そこもひっくるめて好き。
※追記※
2023年8月4日にNEWアルバム『朝が満ちる』のリリースが決定しました!
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これで通算5枚目のオリジナルアルバムです。
全13曲のボリューム満点の仕上がりです。
要チェックや!!
②GADORO/最期の詩
お次はGADOROを紹介します。
GADOROは自己採点低め系のクズラッパーです。
これは私PATAの意見ではなく、本人が度々リリックの中でクズエピソードをたっぷり披露してくれています。
そんな中でもこの曲は愛に包まれた優しい楽曲です。
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この最期の詩は、アルバム花水木に収録された『カタツムリ』からのアンサーソングです。
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天国のおばあちゃんへ向けた素敵な楽曲です。
私PATAのおばあちゃんも高齢ながら未だに元気で暮らしているのですが、この最期の詩を聴くと涙腺が馬鹿になってしまい涙があふれてきます。
おばあちゃんっ子が聴くとヤバイかもしれません。
暖かい二人の愛情を感じます。
ちなみに、1stアルバム、2ndアルバムまでは気になっていた歌い方の癖がここ最近無くなり非常に聴きやすくなっています。
輪入道との『真っ黒い太陽』も超絶にカッコイイのでおすすめです。
2023年2月22日に自身のレーベル『Four Mud Arrows』からニューアルバムがリリースされます。
その名も『リスタート』です!
新しく立ち上げた自身のレーベルということで、アルバムのタイトルにもその気合が込められていますね。
楽曲は全13曲のボリュームです。
初回購入特典にはREMIX CD(2曲収録)が付いているそうです。
要チェックや!!
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※追記※
2024年4月3日にニューアルバムのリリースが決定いたしました!
アルバム名は『TAKANABE』です!!
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客演には『Awich』、『SHINGO★西成』、『SIMON』、『Zeebra』、『775』、『ハシシ』を招いた全12曲の構成になっています。
自身で立ち上げたレーベルでの2作目になっており、リリース間のペースの早さや気合が感じられますね!!
③THA BLUE HERB/NUCLEAR, DAMN
お次はTHA BLUE HERBです。
熱狂的な信者が非常に多いことでもお馴染みですね。
こちらの楽曲は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震を受け、翌2012年にリリースされたものです。
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未だに解決されず賛否両論のある原発についてを歌っています。
リリックにある「ここで学ばなかったら馬鹿だぜ」が頭を鉄パイプで殴られたような痛みと衝撃を感じさせてくれます。
みんなで考えていかないとダメなテーマだと思います。
愛だの恋だの言う前に、黙ってTHA BLUE HERBを聴きましょう。
ここで学ばなかったら馬鹿だぜ??
④MSC/Tru B-Boyz Strikes Back
お次はMSC。
漢 a.k.a GAMI率いるRAPクルーですね。
濃ゆいメンバーが座る記者会見怖すぎます…
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最後に登場するPRIMALのRAPがカッコ良くてたまんねぇっす。
独特のフロウとライム。
そしてあの見た目の普通具合。
タダモノではないでしょ。
ソロアルバムもめちゃくちゃカッコイイのでおすすめです。
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そしてなんと言っても外せないのが漢 a.k.a GAMI。
ソロとしても大活躍しています。
最近ではド〇ッグ関連で世間を賑わせていましたね。
好感度は全く下がることもなく「でしょうね!!」にて終了。
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今までの生い立ちからラッパーになるまでを赤裸々すぎるぐらい赤裸々に書いた自伝です。
これ日本の話??
と、目を疑うような内容ばかり。
めちゃくちゃ過ぎます。
法律に則りこちらの使用をおすすめします!!
⑤D.O/悪党の詩
お次はD.Oだメーン。
TBSで放送されていた『リンカーン』の出演で知名度が伸びましたね。
このイカツイ見た目に反した、独特の声質。
唯一無二なラッパーです。
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突然ですがD.Oの意味ってわかります??
『Dangerous Original』
が由来のようです。
そしてD.Oも漢 a.k.a GAMI同様のアングラむき出しの自伝を出版しています。
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過去に逮捕された経緯も語ってくれています。
また地元練馬での危ないエピソードの数々…
実は私PATAと地元が同じで、な、な、なんと中学校の先輩にあたるんです。
今の練馬はこの本のようなデンジャラスシティではございませんのでご安心を!!
ストレス社会を生きるすべての人へ。“吸う“CBDアロマ【PEAQ】
⑥ZEEBRA/結婚の理想と現実
お次はジャパニーズHIPHOP界の立役者ZEEBRAのご紹介です。
冒頭のフリースタイルダンジョンではMCを担当。
私PATAが学生の頃に、Dragon Ashとのコラボで見せた「俺は東京生まれHIPHOP育ち、悪そうな奴は大体友達」で一世を風靡しましたね。
くっそ懐かしい…
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こちらの結婚の理想の現実の冒頭「ガキの頃の俺んちは母子家庭、嫌なことだってあったぜ少しだけ」から始まります。
シンプルど直球ど真ん中でしょこれ。
聴いていくとわかる通り、ZEEBRA自身もまた同じことをしてしまうわけですね。
そして時を経て、最近また離婚しましたよね…
NiziUにいる娘さんが気の毒ですね。
なにやってんのさ!!
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⑦志人/発酵人間~回帰~
お次は志人をご紹介。
ご覧いただいた通りの大クセラッパーです。
ちょっと気持ち悪い世界観なんです。
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全然オラオラしておらず、危ないヒーリング系セミナーを受けているような感覚。
かといって言葉が物凄く残るわけでもない。
でも、なんか聴いちゃう。
でも、残らない。
でも、聴いちゃう。
を、繰り返す。
噛めば噛むほど味がするスルメのような音楽です。
ぜひ目一杯しがんでみてください!!
⑧R-指定/Dr.strangelab
お次はR-指定をご紹介。
フリースタイルバトルでの頭の回転が凡人には理解できない高次元。
あれは本当にただひたすらに『凄い!!』の一言に尽きます。
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こちらのアルバム『セカンドオピニオン』では、わりとオラオラなR-指定を堪能することができます。
この楽曲もイケイケ感が凄まじく、「俺ってすげぇだろ??」と言わんばかりの腕前をこれでもかと見せつけてくれています。
トラックも重低音バキバキな仕上がりでめちゃくちゃカッコイイです。
⑨Creepy Nuts/中学12年生
先程のR-指定の母体であるCreepy Nutsの紹介です。
R-指定に引けを取らない世界レベルの『DJ松永』が相棒を務めています。
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HIPHOP=不良を覆すような、オタクなイケてないオニイチャン。
それがオタク極まって、RAPへののめり込み具合が半端じゃない。
発声、滑舌、韻、トラック、POPさを兼ね揃えた無双状態。
単純に音を楽しむってこういうことよねと思えるアルバムです。
⑩K DUB SHINE/正真正銘
ラストはこの方、K DUB SHINEです。
今や重鎮のこのおじさん。
性格や言動には色々賛否ございますが、RAPは超一流でございます。
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私PATAの好みなのですが、まぁ兎にも角にも韻を踏みまくるんです。
ちょっと無理矢理な強引具合もたまりません。
トラック無しに喋っているだけだと、ダジャレっぽい部分もあるんじゃなかろうかレベルです。
よくもまぁこれだけの数を踏めること!!
わりと政治的なことやネグレクトについての楽曲なんかもあり、懐の広さも見せつけてくれています。
流行り廃りのないトラックを使っている印象なので今聴いてもしっかりカッコイイです。
自分のことを『渋谷のドン』とか言っちゃう辺りが少しだけさぶいのはご愛敬です。
まとめ
いかがだったでしょうか??
他にもたくさんカッコイイ日本語RAPはありますので、またの機会にご紹介できればなと思います。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました!!
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